Open4
性能テスト入門、的なメモ
リソースの利用状況の確認
sar コマンド: 使用状況を遡って確認できる。
sysstat パッケージにて、だいたいの Linux ディストリビューションには入っている。
sadf コマンド: sar の指標を様々な形式で出力できる。(グラフ化も可能)
- CPUとメモリ使用量のモニタリング
vmstat: CPU、メモリ、ディスクI/Oなどを時系列で監視できます。
コマンド例: vmstat 1 (1秒ごとにデータを表示)
topまたはhtop: 実行中のプロセスのCPUとメモリ使用量を確認可能。
コマンド例: top -d 1 -b > top_output.txt (1秒ごとにバッチモードで出力) - ディスクI/Oのモニタリング
iostat: ディスクI/Oの使用状況を時系列で表示できます。
コマンド例: iostat -x 1 (1秒ごとにディスクI/Oの拡張情報を表示)
iotop: 各プロセスのディスクI/Oをリアルタイムで確認できます。
コマンド例: iotop -o -b > iotop_output.txt (バッチモードで出力)
3. ネットワーク使用量のモニタリング
iftop: インターフェースごとのネットワークトラフィックを監視できます。
コマンド例: iftop -i eth0 -t -s 1 > iftop_output.txt (eth0インターフェースのトラフィックを1秒間隔で記録)
nload: ネットワークの送受信トラフィックをグラフィカルに表示します。
sar (システム・パフォーマンスの統計取得):
ネットワークのインターフェース統計も含めて収集可能です。
コマンド例: sar -n DEV 1 (1秒ごとにネットワークインターフェースの統計を取得)