ATS(採用管理ツール)はNotionでいいかもしれない
現職のスタートアップで、採用強化のフェーズに差し掛かりました。
採用管理をどうするか?が少し課題に。
< 結論 >
・ATS(採用管理ツール)は導入せず、Notion&IPaaS活用でなんとかする方針にしました。
< 理由 >
・これからAIが普及していくことが想定される現代において、SaaSは「情報の箱」にシフトしていくのではないか?
・そうなると、自社で使用している(or 使い分けをしたい)AIツールとの接続可否が重要。
・現状のATSでは、スタートアップの「強い採用組織」の基盤を作るための機能が、物足りないと感じた。
・そこに概算3万円/月(36万円/年)のコストをかけるのであれば、AI投資を行なえるデータベース構造が欲しい。
・とりあえずサクっと構築できるXaaSでなんとかしてみよう!
上記の背景で、Niton、Zapier、n8nなどを活用して、ATSモドキを作成しました。
< Notionで実現できたこと >
・フォーム機能で応募受付(自己応募、エージェントどちらも)
・Notionデータベース(NotionDB)で進捗管理
< Zapierで実現できたこと >
・応募書類をGoogleDriveに格納し、候補者のNotionDBにGoogleDriveのファイルリンクを転記する自動化
└ これによって、面接で聞きたいポイントをGoogleDrive上の応募書類に直接コメントできるようになりました。地味に便利です。
└ GoogleDrive側の権限を制限すれば、候補者の個人情報が不要なメンバーにも、選考管理のNotionDBを共有しやすくなった。
└ Geminiも使用できるのが良き。
< n8nでトライしたこと >
・Slackから候補者 or エージェントへのメール送信
└ もう少しチューニングが必要そうな状態。実現できたらめっちゃ楽&業務分担しやすくなる気がする。
・AIエージェントを活用した応募書類のスクリーニング
└ 情報資産/セキュリティの観点整理や、プロンプトのチューニングまで追い付かず・・・。このあたりは結構難しそう。
< さいごに >
3日ほどトライしてみた成果はこのくらいでした。便利な世の中ですよね。
アイデアやトライしていきたいことはまだまだたくさんあるので、少しずつ情報発信していきたい。
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