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GitHub Copilot Proに全部賭けろ

2025/04/10に公開

2025.04.04、VSCode 1.99.0から、 MS謹製のGitHub CopilotにAgent Modeが実装されました。

利用方法

  • VSCodeを更新 ( v.1.99.0~ )
  • 拡張機能を更新 ( 拡張機能一覧で、GitHub Copilotなどと検索 )
  • 設定を更新 ( settings > chat.agent.enabled:true )
  • (Optional) Copilot Pro (Pro+) へ課金: Ref.

API制限は、現時点で以下の通りです。

  • Free: 最大2,000のコード補完と、最大50のチャットまたはプレミアムリクエスト
  • Pro/Pro+: ほぼUnlimited (AgentModeで制限される事例有, 以下のスレッドで議論中)

以下の制限は5月5日から始まります

  • Pro:300 / Pro+:1500 [req/month] : Cursor Pro planの3/5倍です。 Ref

https://github.com/microsoft/vscode-copilot-release/issues/7416

Claude3.7はPro/Pro+, GPT-4.5は Pro+のみ

価格は Pro:10, Pro+:39 [$/month] と、Cursor Pro planの半分です。
https://github.com/features/copilot/plans?cft=copilot_li.features_copilot

完成度は、カーソルホバー時のHotkey ToolTip表示など、細かい点で競合と比較して、完成度が高い印象です。

カスタマイズ性は、Settingsから細かい設定ができます。Custom InstructionやMCPも追加できます。

MCPの追加方法:
Use MCP servers in VS Code (Preview)

コード品質は、Cline/Rooより上位、Cursorとほぼ同等という印象です。

不満点は、Copilotにもいくつかのクリティカルなバグ(仕様?)があります。

一方、CursorはYOLOモードでも確認が多すぎることや、いくつかのバグとIDEとしての動作の遅さを疑問視しており、そこを解消される布石となる可能性はあります。

結論として、価格半分で、Cursorに匹敵するコード品質を得られる点、コスパのいい新しい選択肢という印象です。Cursorの優勢点としては、Shadow Workspaceなどが残るくらいでしょうか。
冗長設計を排する設計思想なのか、チャット履歴やCheckpointがUI Stateにしか残らない点は注意です。チャット内Search機能 Refや、Error Detection & Fixes周りのUXやLock File機能を追加するなど、よりSafetyな機能を強化されること期待しています。

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