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【nano banana】横長のイラストでも解像度の高いキャラを立たせたい
今回は私がnano bananaでよく使う小技を紹介します。
nano bananaを使った様々な手法が下記で紹介されているので、こちらも参考にすると良いと思います。日本語版もあります。
※ ちなみにこの記事を書き終わってから気づきましたが、ここに載っている例50とやや被っていました。せっかくなのでこのまま公開します。
横長のイラストに解像度の高いキャラを生成する
横長のイラストに立っているキャラを載せると、どうしても細部が潰れてしまします。
例えば上記が例です。パット見問題ないように見えますが、よく見ると以下のような問題があることがわかります。
- 目が破綻している。
- アウターの背中の部分が変に途切れている
- 両手の指がおかしい。
横長イラストにおけるキャラクターの占める割合が少ないので仕方ないですがどうにかしたい。
こういうときは、まず縦長のイラストを作成します。
縦長だと、メインがほぼキャラクターになるので破綻は起こりづらくなります。
次に、このイラストの左右に余裕のある画像を用意します。
Canvaを使用すると無料でこの画像を作成できます。
なお、このとき用意する画像のアスペクト比は最終的にほしい画像のアスペクト比にしておいてください。
これはnano bananaでは、渡した参照画像のアスペクト比を保った画像を生成するという仕様があるためです。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
そしてこうやって用意した左右が白色の画像をnano bananaに渡し、「左右の白い部分を埋めるようにイラストを拡張してください」と依頼します。
すると以下のようなキャラクターに破綻のない画像が生成されました。
ただし、毎回成功するわけではなく、今回の画像も全く同じプロンプトを実行して3回目に生成されたものです。
画像生成はいわゆるガチャの要素が高いので、一回失敗しても何度かやり直すことをおすすめします。
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