アカウント作成から始めるAWS EC2のインスタンス起動
こんにちは、にーきこうです。
今回はタイトルの通り、AWSアカウントを作成し、iTerm2からEC2へSSHで接続する手順をまとめます。
Amazon EC2とは
ざっくり言うと「必要に応じて必要な量のデータをやり取りできる箱」です。
EC2は、ネットの設定もセキュリティも容量の管理も全部5分で出来ちゃう!便利!!っていうサービスです。
詳しくは下記のユーザーガイドを参照してください。
AWSのアカウントを作成する
下記のリンクからAWSを始めることができます。
あとは表示される指示に従って作成してください。
途中でクレジットカードの番号を要求されますが、基本は無料でサーバー稼働時間が720時間を超えると有料になります。
クレジットカードを入力しないとAWSは使えないので、入れるようにしてください。
AWSでサーバーを構築する
「AWSマネジメントコンソール」という画面が出たでしょうか?
左上にサーバーの設置地域を変更できるタブがあるので、バージニア州から東京へ変更してください。
インスタンスを起動する
検索窓から「EC2」を探せば、トップに出てきますので、クリックしてください。
すると、画面に「インスタンスを起動」と書かれたオレンジ色のボタンがあるので、そちらを押して、インスタンスの起動画面へ移ります。
STEP1 AMIの選択
ここは、AMI[1]の選択画面になります。
ここでは、1番上にある「Amazon Linuxサーバー」を使用します。
青い「選択」のボタンを押してください。
STEP2 インスタンスタイプの選択
ここでは、ネットワークの性能を選ぶことができます。
今回は無料枠を使いたいので「無料枠の対象」と緑色で書かれているものを選択し、作成します。
STEP3 インスタンスの詳細の設定
ここでは、インスタンスの数であったり、ネットワークの性能を細かく指定できます。
細かい指定がなくてもデフォルトのままで大丈夫なので、このまま作成してください。
STEP4 ストレージの追加
ここでは、容量のタイプを選択できます。
何もなければデフォルトの「汎用SSD」で充分なので、そのまま進んでください。
STEP5 タグの追加
ここは、主にサーバーが一体何の役割を担っているのか、という点を明記するためのものです。
組織単位で確認するときに助かります。
私はサンプルサーバーなので、キーは「Name」で、バリューは「sample-server」とタグ付けします。
STEP6 セキュリティグループの設定
ここは、誰が使ってどのように管理するのかを決める所です。
セキュリティグループ名は変えてもいいです。私はこのままで行きます。
STEP7 インスタンス作成の確認
ここは、今まで設定した部分を一括で閲覧できます。
セキュリティについて怒られてますが、誰でもアクセスできる状態にしたいので、ここは無視して起動します。
すると、キーペアの選択画面がモーダルとして出現します。
これは、インスタンスへアクセスするためにキーペアを作る画面になります。
キーペア名にサーバーのバリュー、今回で言う「sample-server」を入力し、キーペアのダウンロードをしてください。
今後はこのサーバーにアクセスするためにはこのキーペアがなければ不可能なので、誤って削除しないように気をつけましょう。
ダウンロードできたら、インスタンスを作成してください。
インスタンスの状態が実行中になれば成功です。
あとがき
あなたはAWSエンジニアになるための偉大な一歩を踏み出しました!
説明不足の点があれば、コメントを頂ければ修正します。
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Amazon Machine Image インスタンスを起動するために必要なOSやボリュームの情報のテンプレート ↩︎
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