未経験からエンジニア転職までの道のり【自己紹介】
学歴・職歴
学歴
2021年3月 徳島大学理工学部理工学科を卒業
職歴
2021年4月 新卒でスマホ・PCの初期設定やトラブルシューティングをする会社に入社
2023年4月 フルスタックエンジニアとして転職
現職入社時のポートフォリオ
■ アプリタイトル
忘れ物防止アプリ
■ アプリコード
GitHub
■ アプリマップ
■ アプリ概要
【step1】
一定間隔(仮にA秒毎)でGoogleAPIから現在地の座標を取得して、配列に追加していく。
【step2】
step1の配列長が8になったときにその配列内の各座標から、その期間の移動平均速度を割り出す。
この時、前に打刻した座標との差を取り2乗して、ルート内で足す、いわゆる三平方の定理を用いて距離を出し、A秒で割ることで速度が出る。
【step3】
step2で作成した平均速度Vを前の平均速度V'と比較し、極度の変化が生じている場合は平均速度のVを生み出した配列の平均座標をログとして表示する。
【step4】
step3で打刻された座標をタップすると座標に対応するマップが表示される
イメージ図
大学時代のスキル
大学時代に、C言語を半年、Pythonを半年×2の計1年半のプログラム歴があります。
この時点では、コードを組むことでなんとなく計算とかが出来るのだという、ふんわりしたイメージがありましたが、あまり楽しいとは感じませんでした。
ちなみに、このC言語の授業の最終課題がまぁ鬼畜で、
「要素がすべて分数な5×5行の行列を、全て約分された形で正規化しなさい」
というものなのですが、教授のPCでもクラッシュしてしまうようなものを出され、どのように工夫して解くかということが試されました。
この時は、夜9時頃まで同じ科のメンバーで調べながら解き、かなり苦労したのを覚えています。
Pythonは、カーナビシステムの基礎となるダイクストラ法や、abc予想の例外が本当に存在しないのかというシミュレーションのために、ちょこちょこ使用していました。
1社目の就業中に大きくエンジニアに興味を持つ
以下3つのセクションでご説明します!
§1. 検温フォームの自動化
大学卒業後に入社した、新卒でスマホ・PCの初期設定やトラブルシューティングをするために訪問業務を行っていました。
この頃、ちょうどコロナウィルスが日本を苦しめている最中で、訪問行を行っていたこともあり、毎朝厳重なコロナチェックシートがありました。毎朝以下の項目を入力していました。
- 社員ID
- 名前
- 当日の日付
- 持ち物チェック
- 検温結果
- 体調のチェックリスト
- その他、具合が悪くなったときの対処法をスクロールして同意する etc
これだけで、貴重な朝のうち5分強は反復的な操作で時間を溶かしていました。
この操作を何とか自動化できないかと考えました。
ちょうど、大学時代に触っていたPythonでスクレイピングやWeb操作ができることを知り、Selenium、BeautifulSoupなどを用いて、大体1ヵ月ちょいで自動入力機能を作成しました。
これはアプリ化して同僚に配布したいと考え、そこからさらに1ヵ月ほどかけて何とかexe化
に成功して、同僚に配布したところ、想像の10倍以上の絶賛を頂きました!同時にめちゃくちゃ感動したのを覚えています。
これが私の初めての、エンジニアとしての課題解決です!
1日5分ってことは、一人当たり1ヵ月100分の時短。
社員数が30人くらいだったので、30人が使用した場合は、会社として50時間(=3000分)の時短になるわけです。
§2. 会社のLPを作成して初めて報酬を頂く
§1でエンジニアという職業に漠然と興味を持った私は、当時の上司に「何かプログラムを組んで、会社の課題を解決したいのですが」という何ともアバウトなお願いを投げました。
すると数日後、「弊社のLPがダサいからリニューアルしてくれる?」といっていただきました。
当時、できるかできないかではなく、何でもやってやるという考えだったので、すぐに「やらせてください!」とお願いして、さっそく作業に取り掛かりました。「納期も特に無いし、途中でやめてもいいから!できたらそれに対して別途お給料払うね!」という、神様のようなお言葉を頂いたので、絶対に納品してやると強い決心をして、作業に取り掛かりました。
HTML、CSS、javascriptを使って、なんとなくHPやLPを作成できることは知っていたので、とりあえず、学習するかと書籍を1つ買ってきて、読み進めながら徐々に作り上げました。
スライドしたら、テキストがフェードインしてくる動作に数日かけたりと、初心者らしい開発をしばらく続けて、無事2か月ほどでLPを作成しました。
実際に部長に会って、私のPC上で動作確認してもらい、コードを部長に納品しました。
二か月後、私のお給料がいつもより高かったので、念のため会社に問い合わせると、LP制作分の報酬という形で、7万円が振り込まれていました。
この7万円が高い、安いはこの際関係なく、これが私の初めての、エンジニアとしてのお仕事なのです。
§3. エンジニア転職の準備
本格的にエンジニアになろうと決め、僕が勉強を始めた頃(2022年冬)は、トレンドのグラフを見るとFlutterが盛り上がりを見せ始めていたので、Flutterでアプリを作成しようと考えました。
作成したアプリは計3つです。
1つ目は、訪問業務を行っている最中に、高齢の方からスマホにアプリがありすぎてわからないとのお声があったので、欲しい機能を4つほどまとめたアプリを作成しました。QRコード、天気予報、ニュース、時計が入ったアプリです。
2つ目は、シンプルなメモ帳を作成しました。これは、私自身が使用する目的かつ、SQLiteをFlutterで触りたかったという思いから作成しました。
3つ目は上記にあるように、訪問業務でよく傘と財布を忘れてしまうので、自分が忘れ物をしないように、またはしてもすぐに場所の候補が分かるように作成しました。
Discussion
一読いただきありがとうございます。
これからも、エンジニア人生楽しんでいきたいです!!