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パスタの自炊工程をリファクタリングした話

2024/04/08に公開

はじめに

このところ、週一ペースでパスタを自炊して食事を済ますことが多くなりました。
以前、パスタにハマった時は、おおきな寸胴、フライパン、ソースパンなど道具も一式揃え、それなりに楽しみながら自炊していたのですが、大量の水、食事後の洗い物などもあり、面倒になってパスタはつくらなくなりました。
そんなおり、ラジオで永谷園「パキット」という商品の紹介を聞いてちょっと興味を持ち、探すも近所の店になく、Amazon経由で取り寄せたのですが、これがパラダイム・シフト的な経験となり、再びパスタを自炊するようになったので、経緯と比較のためのデータをまとめておきます。

これまでの自炊パスタ

前工程 調理 後工程
材料
器具
沸騰させゆでる
ソース作る
フライパンであえる
盛付
洗う

フライパン

材料をいろいろ選べて、それなりに楽しめるのですが、道具をいくつも使って、時間もかかり…そのうち面倒くさくなります。味や新鮮さなどを考えると、ベストな方法なのでしょうが、日々の食事という面から考えると、個人的に味とかあまりこだわらないので、モチベーションは下がっていきます。

永谷園「パキット」

前工程 調理 後工程
材料
器具
レンジ
盛付
洗う

ラジオで紹介していました。パスタを折って調理する…というのは、「ゆるキャン△」とかで見て気にはなっていたのですが、特殊な状況でするもの…というイメージでした。
実際に利用してみると、袋をあけて、パスタを折って、水を少し入れ、レンジで7分という手軽さで、異様に膨らむ袋にすこし心配になりますが、普通に食べられるパスタが出来上がっていました。

大量の水がいるのでは? 少量(160CC)の水でいいんだ…衝撃でした。ただ、近所のスーパーであまり見かけないのと、今考えると、すこし割高であったというのが残念ですが、最初のチュートリアル的なものとしては、必要な経験だったと思います。

パキット 作り方感動級のパスタソース

時短パスタ

前工程 調理 後工程
材料
器具
レンジ
盛付
洗う

その後、スーパーのパスタの棚で、パスタソースが非常に多くの種類、安価に売られているのを確認しました。パキットのように特殊な袋がなくてもレンジでパスタ茹でれるのでは?と思い、茹でてみることに。

耐熱の容器を見つけて、早ゆでのパスタを折って、水を入れて…最初は水をパキット基準で少なくしすぎて容器から溢れてしまいましたが、多めにすることによって回避できるようになりました。

市販のソースと7分程度のレンチンで、パスタにありつけます。

まぜるだけのスパゲッティソース

あと、オーマイの「まぜて絶品」シリーズとか

ポイント

  • 100均とかでみかけるパスタ専用の容器である必要はない(折る前提)
  • ちょっと深めの耐熱の容器(蓋は不要)が使える
  • パスタは早ゆでのもの
    • 袋記載の茹で時間の2.5倍が目安?
      • ゆで時間3分のものを7.5分でやってる
  • 茹でる際の水は沸騰時にこぼれないギリギリで多めに(数回の試行錯誤が必要)
    • パキット基準で少量の水にすると、吹きこぼれて庫内を掃除することになる
    • 水が少ないとパスタの粘りで泡立って、盛大に吹きこぼれるみたい
  • ソースは安いのがたくさん(数も種類も)ある
    • 多人数分を作る場合は自分で作ってもいいかも

比較

自炊 パキット 時短パスタ
材料 いろいろ パスタのみ パスタと市販ソース
器具 寸胴/フライパン
包丁など
レンジのみ 耐熱容器
レンジ
調理 材料処理
茹で
調理/盛付
レンジ/盛付 レンジ/盛付
洗う 器具と皿 皿のみ 皿のみ
コスト ピンキリ 400円程度 200円程度

あとがき

これまでの手順が複雑で面倒だったり、プロに依頼したりしていたことが、とある発明で個人でも簡単にできるようになったり、さらにその理論を応用して、無駄を削ったり、パーツを交換したり、既存のものと組み合わせたりして日常に取り入れられたりして普通の光景になっていくのは尊いですよね。

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