【Java Silver】SE 11とSE17の違いをまとめてみる

2024/07/07に公開

Java Silverの受験を思い立ち、いざ調べてみると、主要な試験にはSE11とSE17があるようで、何が違うのか気になったので、違いをまとめてみたいと思います。(2024年7月時点の情報です)

それぞれの試験はJavaのバージョンに合わせて作られており、日本国内でSE11は2019年、SE17は2023年から始まった新しい試験です。

SE11とSE17の違い

試験概要

まずは、試験概要の違いについてまとめます。
SE17はSE11と比べ、主に試験時間が90分短くなり、問題数も20問少なくなっています。なお、どちらも自宅またはテストセンターで受験できるようです。

SE11 SE17
試験名 Java SE 11 Programmer I Java SE 17 Programmer I
試験番号 1Z0-815-JPN 1Z0-825-JPN
受験料 (税込):37,730 円 (税込):37,730 円
出題形式 選択問題 選択問題
試験時間 180 分 90 分
出題数 80問 60 問
合格ライン 63 % 65 %

出題範囲

次に、出題範囲の違いについて、公式サイトや紫本をもとにまとめます。

SE17で新たに追加された項目

まずは、Oracleの公式ページや紫本をもとに、SE17で新たに追加された項目をリストアップしてみます。

SE17で消えた項目

次に、SE11には存在するものの、SE17で消えた項目について紹介します。

  • モジュールシステム
    モジュールシステムは、SE11の公式サイトや紫本で章立てされるほど主要な項目として扱われています。しかし、SE17の公式サイト紫本では、モジュールシステムについての章がそもそも消えています。

まとめ

Java Silver SE11とSE17の違いをまとめてみました。

SE17は出題される問題数が減ったものの、試験時間も大幅に短縮されています。
それぞれの出題範囲は、大まかには同じですが、SE17ではJavaの言語仕様のアップデートに合わせた新たな概念や便利な記法を知っているかどうかが問われるようです。

参考記事
https://docs.oracle.com/javase/jp/17/migrate/significant-changes-jdk-release.html

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