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CLIでcdしすぎ問題をautojumpで解決する

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CLIでcdしすぎ問題をautojumpで解決する

cdしすぎ問題

最近、Claude Code開発を楽しんでいます。

Macで開発していてターミナルでの操作が多くなった結果、cdを打つ回数が以前よりも増えています。Claude Codeをたくさん使って、ローカルにいろんなプロジェクトを作って進めた結果「あのディレクトリどこだっけ?」「cd cd cd ...」「移動するのダルい…」というシーンが増えました。

煩わしいので解決したく「CLIのブックマークみたいなものはないかな?」と探して見つけたのがautojumpでした。

Macにインストールしてみる

インストールは簡単です。macOSならHomebrewで次のように入れられます。

brew install autojump

さらに、jコマンドが使えるようにするためにシェルの設定ファイル(.zshrcなど)に以下を追記します。

[[ -s $(brew --prefix)/etc/profile.d/autojump.sh ]] && . $(brew --prefix)/etc/profile.d/autojump.sh

これで準備完了です。

何ができるのか

マニュアルによると、autojumpはCLIで移動したディレクトリを記録しておき、パスに含まれる文字列を指定するだけでジャンプできるツールです。

例えば、次のようなディレクトリ構造があったとします。

~/works/hoge/fuga/project/mokuteki-dir

ここで「mokuteki-dir」に移動したい場合、今どのディレクトリにいても以下のように打つだけでジャンプできます。

j mokuteki-dir

便利!

使いごこちについて

良いです。シンプルだけど、パスの断片を覚えてさえいればいいので、ディレクトリの移動のストレスはかなり減りました。
ディレクトリ移動するために必要な脳のリソースが解放されます。一発で移動してくれて快感すらあります。

他の機能

自分はjしか使っていませんが、マニュアルを見ると便利そうな機能がいくつかあるみたいです。

jc(ジャンプ+ls)

jc <キーワード>

jと同じように移動したあと、そのままlsを実行して中身を確認できる。ちょっと中を覗きたいときに便利そう。

jo(ジャンプ+ファイルブラウザで開く)

jo <キーワード>

ディレクトリをファイルブラウザで開く。コードを書くのはCLIだけど、画像や設定ファイルをFinderでサッと見たいときに良さそう。

まとめ

jよかったのでぜひお試しあれ。CLIでの開発をしている方には特におすすめです。

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