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2の拡大体上で考えたLWE暗号もどき2
エラー入り多元連立1次方程式を解く問題に基づく公開鍵暗号
公開鍵:スクランブル行列Sでランダム化したした
(
秘密鍵:スクランブル行列S、Goppa符号の生成既約多項式g
暗号化:mは要素数2K個の平文とする。いまmを暗号化したいとする。
まずAを使って、ランダムベクトル2K個を符号化する。
こうすることで2K*2Kのサイズの符号語を成分とする行列Fができる。
Fを転置した
大きさ2Kの行列の各列に、ハミング重みK/2のエラーeをいれたとすると、
となり、cは行列型の暗号文とする。
暗号文cのサイズは、平文のサイズをnとすると
復号
受信者は暗号文cの列を検査行列にかけ、シンドロームを計算する。
シンドロームにスクランブル行列Sの逆行列
シンドロームからエラーeを計算し、列から取り除く。
これを2K回繰り返して、正しい連立方程式Bを得る。
mを未知の変数とすると、
しかし、
或いは間違った値
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