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自分を補完するために、ローカルAIを構築する計画を立ててみた
はじめに
仕事で「全社AI方針資料」を読んだとき、「自分にも使えるものを構築してみたい」と思った。
僕にとってAIは、最新技術というより、**“自分を補完してくれる存在”**だ。
思考の整理、発想の補助、構成の支援。
それがうまく噛み合えば、仕事も生き方も少しずつ楽になるんじゃないか――そう感じている。
目標:個人用ローカルAI(GPT)開発支援環境の構築
今年の上期は、以下のようなゴールを定めた。
🎯 到達目標
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ローカルで動く軽量LLMの実行
- Ollama+Mistral 7B または Phi-3-mini を導入して稼働
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LangChainとの連携による入力テンプレ構築
- 日本語から Prompt を受け、画面構成・機能一覧・ER図を出力できる構成を1系統以上
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図やドキュメントの形式化
- Mermaidで構成図を、Markdownで設計ドキュメントを出力し、他者と共有できる状態にする
現状と課題
現在は、まだ知識収集中。
LLMのローカル動作やLangChainの組み方について、実機を含めた調査・試行を進めている段階。
構成や使うモデルも確定していないが、以下の3点は意識している:
- 軽量性:個人開発でも動かせること
- 日本語入力に対応できること
- 構成出力に意味があること(図・設計)
進め方(達成手段)
- Ollamaの導入とMistral 7B/Phi-3-miniのモデル実装
- LangChainを用いた Prompt テンプレートの整備
- 「画面構成を出力して」「ER図にして」「Markdownで仕様書を書いて」など
- Mermaid記法による図出力+Markdownドキュメント化の自動処理
おわりに
この開発は、業務効率化や最先端を追うことが目的ではない。
僕にとっては、**“思考や構成の過負荷を補ってくれるもの”**をつくる作業でもある。
今後、試行錯誤の中で学んだことやうまくいった構成があれば、順次ここ(Zenn)で公開していく予定。
AIは、僕の仕事を奪うものではなく、“僕の抜けた部分を埋めてくれる仲間”みたいな存在になりつつある。
Discussion
別に技術の話だけでなく、精神的な話でも聞きたいことがあればいえる範囲でなんでも返信しますよ。
因みにに、勤めているのが上場企業の子会社の都合なのか、無視と降格以外は、直接的に危害を加えられていないと認識しています。