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ChatGPT✖️VSCodeのAI搭載エディター「Cursor」のわかりやすい使い方

2023/11/17に公開

Cursorとは

https://cursor.sh/

AI(ChatGPT)を活用したコードエディターで、ブラウザを開かなくてもエディター内でChatGPTを使用した修正や質問ができます。

現在のVSCodeの設定や拡張などをそのまま引き継げるので、VSCodeを使用してる人はChatGPTの拡張が追加されたような感じで使用できます!

プライバシーモード

ChatGPTを使用するので、プライバシーモードの設定をしておきましょう。このモードを有効にするとAIの学習にも使用されないため、ユーザーのプライバシー保護が強化されます。

コマンドパレットでsettingsと入力し検索、

下へスクロールし、Privacy Modeをenabledへ変更してプライバシーモードを有効にしてください。

ダウンロードと初期設定

ダウンロードが済んでいる方は目次から操作の項目に飛んでください。🙇

まずはCursor(https://cursor.sh/)からダウンロードしてください。

Download for Macを選択してZipファイルをダウンロードします。

ダウンロードしたZipファイルを選択します。

Install Cursorが表示されると思うのでダブルクリックで開いてください。

開くを選択してください。

インストールが始まります。

インストールが終わると、アプリが開くと思います。

私はVSCodeを使用しているので、言語設定のみを日本語と入力してContinueを選択しました。
この設定によって、ChatGPTを使用する際に日本語で会話できるようになります。

現在のVSCodeの設定や拡張などをそのまま使用するためにUse Extensionsを選択し、

Log inを選択

私はGitHubを選択しました。

Authorize getcursorを選択

これで初期設定は完了しました!

ちなみに

アプリケーションにアプリが入っていると思います。
確認できたら先ほどのZipファイルとInstall Cursorは使用しないので削除してください。

チャットエリアを表示する

⌘+Shift+Lでチャットエリアを表示することができます。

エラー修正

最初にエディターで表示されているチュートリアル用と思われる.cursor-tutorのコードを使用して色々と試してみたいと思います。

.cursor-tutor/projects/javascript/src/index.jsの24行目のheaderheadeとタイポしてみます。

エラーの下線が出ているのでエラー箇所をホバーして、AI Fix In Chatをクリックしてください。

以下のように修正方法を教えてくれます。

また、赤枠の部分を押すと

自動でコードを修正してくれます。選択するか⌘Yで修正したコードに変更することができます。

ターミナルのエラー修正

ターミナルでエラーが出た際にDebug with AIを押すと先ほどのように修正方法を教えてくれます。

チャット欄にコードをペーストする

ペーストしたいコードを範囲選択して、⌘Lでチャット欄に範囲選択した部分のコードだけがペーストされます。

コードを選択して質問

範囲を選択して⌘Kを押すと、チャット欄を使用せず、押した場所で質問を入力することができます。
Submit Editで質問を送信してください。

Acceptを選択するとすべてのコードが修正されます。
headerのタイポも一緒に修正されていますね。

すべてのコードが修正されました。

Web上のドキュメントを学習(Docs機能)

チャットエリアで@を入力またはAttachを選択します。

Docsを選択

S3のドキュメントなど色々出ていますが、一番下のAdd New Docsを選択してください。

学習させたいURLを入力してください。
今回はTailwind cssのドキュメントを学習させてみたいと思います。

入力が終わったらreturnキーを押します

あれ、すでに名前がついている...? Confirmを選択してみます。

既に存在するようです。

ありました。

登録がなかった https://cva.style/docs/examples/react/css-modules で試してみます。

好きな名前をつけて Confirmを選択してください。
今回はReact with CSS Modulesとしました。以下が表示され読み込みが完了しました。

次回以降も出てくるようになっていますね。

特定のコードや依存関係を学習させる(Symbols機能)

先ほどのDocs機能と同じで@を入力し、ドロップダウンからファイルやコードのシンボルを選択することで特定のコードや依存関係を学習させることができます。

プロジェクトを一から作成してもらう

FileからNew AI Projectを選択

作成してほしいプロジェクトの内容を記述してください。

今回は簡単に記述してみます。

プロジェクトを作成するフォルダを選択、プロジェクト名を入力してDoneを押してください。

作成されています。

内容を確認してみます。
FileからOpen Folderで作成されたプロジェクトを選択

下記のような内容でした。

料金について

https://cursor.sh/pricing

Basic(無料) Pro($20/月) Business(1人につき$40/月)
GPT-3.5の使用回数 200回/月 無制限 無制限
GPT-4の使用回数 基本的なチャット機能 50回(毎月リセットされません) 基本的なチャット機能 無制限 / 優先的なアクセス、高速で高精度のチャット機能 500回 無制限

OpenAIのAPIキー設定

右上の歯車からAPIキーを入力できます。

チュートリアル 開発サーバーの起動

projects/javascript/src/に移動して依存関係をインストールします。

npm install

開発サーバーを起動します。

npm start

下記が表示されると思うので、OKを選択してください。

http://localhost:3000 にアクセスすると下記が表示されているかと思います。

参考にさせていただきました

https://chatgpt-lab.com/n/n4ee439fcb692
https://rakuraku-engineer.com/posts/cursor/#シームレスに質問できる

終わりに

何かありましたらお気軽にコメント等いただけると助かります。
ここまでお読みいただきありがとうございます🎉

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