Closed5
Misskeyサーバーアップデート502になりがち
環境
- サーバー:さくらのVPS Ubuntu
- CDN:Cloudflare
- Node.js:v20.5.1
- Misskey:2023.11.1
運営しているMisskeyサーバー
やろうとしたこと
- Misskey 2023.12.2へのアップデート
- リリースノートを見て、Nodeのバージョンアップが必要だったため上げた
ハマったこと
502 Bad Gatewayになっちまったぜ...
解決のためにやったこと
- 各種サービスの起動確認(起動していなければする)
$ systemctl status nginx
$ curl http://localhost
$ systemctl status redis-server
$ systemctl status postgresql
- ファイヤーウォールの確認
$ sudo ufw status
ufwでのファイヤーウォール設定
※私の環境ではsshのポートは22ではないポートに割り当てていたので注意した
- Misskey自体の起動確認
sudo systemctl status misskey
再起動などしたときにちょこちょこ停止しているものがあったので叩き起こしたらアクセスできて一安心。
試したが無意味だったこと
$ curl http://localhost:3000
curl: (7) Failed to connect to localhost port 3000 after 0 ms: Connection refused
サーバー上から直接3000番にアクセスした場合は、Misskeyのページが表示されるはずなので、
まずcurlで何が返ってきているのかを見た。
※正常なら⇩のようになるはず。
$ curl http://localhost:3000
<!DOCTYPE html><!---
_____ _ _
| |_|___ ___| |_ ___ _ _
| | | | |_ -|_ -| '_| -_| | |
|_|_|_|_|___|___|_,_|___|_ |
|___|
Thank you for using Misskey!
If you are reading this message... how about joining the development?
https://github.com/misskey-dev/misskey
バカな私は「ポート3000が空いてないんだー!」と思ったが、ufwで3000番を開けたりしても意味がなかった。
なぜなら、nginxのリバースプロキシの設定で3000番が指定されているだけであって、外部からMisskeyにアクセスされるときは443や80を開けておけば良いから関係なかった。
落ち着いて?
そう。落ち着いて。次の順で切り分けをすることが大事。
- クライアント側のネットワーク
- CDN
- ubuntuサーバー自体の状態
- Webサーバー(nginx)の起動や設定
- バックエンドで動いているDBやRedisなどのサービスの起動
- Misskey本体の起動
- 全てが起動している場合は、nginx、Misskeyのログを見て、エラーを吐き出していないかチェックする
自分の場合は各種サービスの起動で解決したのでよかった。
このスクラップは2024/02/11にクローズされました