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GPGキーにメールアドレスを追加/削除する
皆さんはGitHubにGPG公開鍵を登録していますか?
コミットにGPGキーでの署名を付加することで、GitHub上ではVerified
と表示され、同一人物のコミットであることが確認しやすくなります。
そのGPGですが、一つの公開鍵に、複数のメールアドレスを後から紐付けたり、削除することができることをご存知ですか?
仕事の都合で、これまでと別のメールアドレスを使わなければならないとか、プライベートと業務用のメールアドレスを分けたいといった場面はよくあると思います。
しかし、同じGPG公開鍵をそれらの複数のメールアドレスで使いたい、というケースは少なからずあるのではないでしょうか。できるんです。
今回は、そんなケースのためのGPGへのメールアドレスの追加/削除の手順をご紹介します。
前提
あらかじめ操作対象となるGPGキーがシステムにインストールされていることを前提にします
GPGキーIDを一覧で確認
キーの情報を一覧して、編集するIDを特定します
gpg --list-secret-keys --keyid-format=long
対象のGPGキーの編集モードに入る
gpg --edit-key <ID>
メールアドレスの追加
メールアドレスを追加するには
gpg> adduid
とします。名前とメールアドレスを尋ねられるので任意の値を入力してください。
入力が済んだら保存して終了します。
gpg> save
メールアドレスの削除
削除に当たり、まず対象のメールアドレス(ユーザー)を選択する必要があります。
そこで、まず下記で一覧を確認します
gpg> uid
# 下記のように一覧されます
[ultimate] (1). yourname <yourname-old@users.noreply.github.com>
[ultimate] (2) yourname <yourname-new@users.noreply.github.com>
[ultimate] (1). yourname <yourname-old@users.noreply.github.com>
を選択するには下記のようにカッコの中の番号1
を指定します。
gpg> uid 1
これでユーザーが選択されるので、下記のように削除して保存します。
gpg> deluid
gpg> save
GitHubに更新されたGPG公開鍵を登録する
まず下記で、新たにメールアドレスの追加削除を行ったGPG公開鍵をダンプできます。
gpg --export -a <ID>
次に、下記の手順でGitHubに登録します。
- https://github.com/settings/keys を開く
- 古いGPG公開鍵を削除する
- 新しいGPG公開鍵を登録する
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