P2Pool型NFT交換プロトコル「xBatter」
xBatterを考えた動機
元々SeaPortに興味があったのですが、NFTという唯一無二な存在と唯一無二な存在でマッチングをするのはとても難しく流動性を上げるクリティカルな解決策ではないと感じたことです。マッチング率を上げるにはどうしたら良いかと考えた結果P2Pool型の交換プロトコル「xBatter」を思いつきました。
xBatterの仕組み
ユーザーは決められたコレクションに対してプールにNFTをロックすることで、そのコレクションであれば自由に交換することができる「なんでも交換NFT」を発行します。そしてユーザーはその「なんでも交換NFT」を用いて、他にロックされているNFTから自由に選び、今度はその「なんでも交換NFT」をバーンすることで選んだNFTを手に入れることができます。
xBatterは所有の最適化を作り出す
ユーザーによってそのNFTに対して抱く価値は変化すると考えています。それは絵柄かもしれませんし、外的なユーティリティかもしれません。(◯日に参加できるNFTを持ってるのにその日たまたま仕事だったような)。そういったNFTごとにユーザによって持つ価値の変化を最大化する1つのソリューションになるのではないかと考えています。
【xBatterの活用例①】 売れ余りのあるNFTコレクションオーナー
売れ残ったNFTをxBatterにプールしホルダーに自由に交換してもらう
例えば、中規模から大規模のNFTコレクションを販売して売れ残ってしまった、何かに活用したいが安売りや売り圧になるのは避けたいという場合。運営がxBatterにプールすることで、ユーザーにとってはより自分好みのNFTを手に入れられガチホ率も上がるしコミュニティも盛り上がる、またあくまでも1対1交換のため市場の総数は変わらず売り圧も増えない。
【xBatterの活用例②】 ユーティリティの利用できる日時や場所に違いがあるNFTコレクション
ホルダー同士で共有することで最適なユーザーが利用することができる
例えば、3日だけ使えるNFTを持っていたが、ちょうど仕事で3日がいけなくなってしまった場合、そのNFTをxBatterにプールすることで他の日時のNFTを手に入れらえる可能性があるし、前もって運営側が少しプールすることでそういった、ネガティブなUXを緩和させることができる。
xBatterの始め方 step1 サイトにアクセス
まずはxBatterにアクセスします。ウォレットコネクトするとプールされてるものが見れるようになります。
次に右上の「Exchange Ticket」から自分のもっているNFT画面に移動しましょう。
xBatterの始め方 step2 NFTをサービスにロック
サービスにロックしたいNFTを選択します。(ロックすると「なんでも交換NFT」が発行されます)
無事ロックされるとNFTが1つ減りメイン画面のTicketの数が増えているのがわかります。
xBatterの始め方 step3 交換したいNFTを交換
次にメイン画面で欲しいNFTを選択します。!
少し待つと交換したNFTを受け取ることができます。
プロトコルに興味があれば是非お話しましょう!
もしxBatterに「NFTコレクション単位でプールしたい!」という相談や、「同じような仕組みをxBatterをベースに少し変えてできないか?」など単純に「NFTインフラに興味ある!」でも良いので是非興味あればご連絡ください!
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