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「どうしたいか」ではなく「どうなっているとうれしいか」で考える

2022/11/04に公開約900字

俗に言う「お前はどうしたいの?」系のやつですが、個人的には「どうしたい」という自分のアクションではなくて「経過は知らんけど結果的にこうなってたらうれしい」を考えるのをおすすめします。

「どうしたいか」で始めると、その時点で選択肢が圧倒的に狭まってしまうんですよね。

  • 自分にできる(と思える)
  • 状況が許す(と思える)
  • 現実的なコストで実現できる(と思える)

みたいなハードルを越えられない選択肢は予選落ちになる。目指す結果も必然的にその結果として予測できる程度のものしか望めなくなってしまう。

この「と思える」がくせもので、

  • 自信がなくて選択肢から外してしまう
  • 能力的には可能だがアプローチが分からなくてあきらめる
  • やってはいけないことだと思い込んでいる

あたりに陥りがちで、そんな時に「お前はどうしたいんだ?」とか言われても「もう分からん無理!」ってなる。

なので、まずは無責任に「こうなってたらいいのになぁ」を思い浮かべてみましょう。

そこから、

  1. 実現する可能性はどれぐらいか
  2. 何が起きれば、あるいは変われば実現しそうか
  3. 2のために自分自身にできることはあるか
  4. 2のために周りの誰かができることはあるか
  5. それによって2の実現可能性は有意に上がるか
  6. 最終的に1に至れる可能性は上がると感じられるか

このサイクルを回していく。

例えばチームの1on1では「あなたがよりよい仕事をするために、チームや会社がこうなってたらよさそうだと思うことってありますか?」という切り口でこのアプローチで話をすることがあります。

これを1on1でやる一番の目的は、先のリストの4番を洗い出すこと。そこを一緒に考えることで、一人の時よりも現状を改善できる可能性は高くなるはず。

その案を考えたり、具体的に働きかけたりする上で「まぁ、こいつに話しておくとちょっとは役にたつかもな」と思ってもらえるとうれしい。直接的には役に立たなかったとしても、思考の整理を手伝えるといいと考えています。

なお「だったら5千兆円ほしい」への返答は「それが実現する可能性があるとは考えにくいので、もう少し現実的な結果を考えてみよう」です。

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