【Mac】今さら聞けないHomebrew
はじめに
今回はHomebrew
についてです。
Homebrew
はmacOS
上で動作するパッケージ管理ツールで、このHomebrew
を用いて様々なパッケージをインストールすることができます。
環境
以下端末を想定しています。
- 端末名:
MacBook Pro (15-inch, 2017)
- OS:
macOS Big Sur@11.1
Homebrewとは
Homebrew
はパッケージ管理システムです。
開発を行う場合は大小様々なパッケージを端末にインストールする必要があります。
その際にHomebrew
はそれらのバージョンや依存関係などを一元管理することができます。
類似のツールとしてmacpors
などが挙げられます。
インストール
以下のリンクより、公式サイトにアクセスします。
すると、以下のような画面が表示されるかと思います。
画面中央に表示されているコマンドが、手元の端末にHomebrew
をインストールするためのスクリプトになります。
自分の端末では以下のようなコマンドになりました。
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
このコマンドをコピーしてTerminal
で実行し、画面に表示される指示に従いながら進めることでHomebrew
のインストールが自動で行われます。
インストール後の確認
brew --version
コマンドでインストールされたHomebrew
のバージョンを確認します。
brew --version
以下のようにバージョンが表示されれば正常にインストールされています。
Homebrew 2.6.0
主な使い方
基本的には以下のような使い方をします。
パッケージのインストール
インストールは下記コマンドで行います。
brew install 【パッケージ名】
インストール可能なパッケージ
インストール可能なパッケージについては、公式の下記ページにまとまっています。
パッケージのアンインストール
uninstall
コマンドでパッケージを削除します。
brew uninstall 【パッケージ名】
パッケージのアップグレード
upgrade
コマンドでインストールされているパッケージを最新化します。
パッケージ名を指定することで、個別にアップグレードを指定することもできます。
# 全件アップグレード
brew upgrade
# 個別にアップグレード
brew upgrade 【パッケージ名】
アップグレードがあるパッケージの確認
アップグレードの有無はoutdated
コマンドで調べることができます。
brew outdated
アップグレードがある場合、下記のように表示されます。
※カッコ内が今のバージョン、右がアップグレードできる最新バージョン
aom (2.0.0) < 2.0.1
インストールされているパッケージの確認
list
コマンドでインストール済みのパッケージを表示します。
brew list
出力
aom leptonica p11-kit
autoconf libass pango
...略
まとめ
今回はHomebrew
のインストールと、基本的な使い方について紹介しました。
Homebrew
は、Mac
で何かしらの言語やフレームワークを使って開発をする場合、ほぼ確実に使用するといっても過言ではないくらい様々な記事や書籍で登場します。
扱いが難しいツールではないと思うので、Mac
をお持ちの方はぜひインストールして使ってみましょう。
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