【Windows】覚えると便利、マイナーな記録系ショートカットキー
ショートカットキーって便利ですよね。Ctrl
+ C
とか Ctrl
+ V
とか。
そんなショートカットキーを普段活用している人に教えたい、記録系ショートカットキーの紹介です。
Win
+ Shift
+ S
このショートカットキーは、画面の一部やウィンドウ、全画面のスクリーンショットを撮影できるものです (Snipping Toolの上位互換!!)
Win
+ Shift
+ S
を押したタイミングで全画面のスクリーンショットが一時的に記録されます。その後、範囲を選択して一部だけを切り取ったり、ウィンドウだけを切り取ったり、いろいろできて便利なわけです。
各切り取りモードの切り替えボタン
“ここだけ” を相手に伝えたいという場合にも有用で、切り取り後クリップボードにコピーされるため、そのまま Ctrl
+ V
でチャットに貼り付けることもできます (実際にこの記事を書く時にも使っています)
また、切り取り後の通知をクリックすると様々な加工が行えます。
切り取り後の通知
蛍光ペンで目立たせたり、液タブやスタイラスペン、タッチパネルが使用できる端末では、文字や絵をかき込むこともできます (マウスでもできますが…。)
その他、定規やトリミング機能、画像として保存したり、加工後の画像をクリップボードにコピーしたりなどをすることができます。
通知をクリックした時に出てくる 切り取り&スケッチ
Win
+ Alt
+ R
このショートカットキーは、アクティブなウィンドウを動画で撮影できるものです (なお、一部プログラムと全画面は使用不可)
例えば、デモ動画を撮影したり、記録を取っておくのに有用です。
Win
+ Alt
+ R
を押したタイミングで録画が開始されます。
録画と同時に表示される操作パネルですが、録画時間の表示、録画停止ボタン、マイクの有効無効ボタンがあります。なので、同時にマイクで声を入れてしまうこともでき、例えばZoomなどでマイクを使用していても同時に記録を取れます (ちなみにこの操作パネルは録画される動画に含まれません)
録画の操作パネル
録画停止ボタンをクリックすると、通知が表示されます。
録画後の通知
デフォルトでは、%USERPROFILE%\Videos\Captures
にMP4動画として記録されます。
記録場所やマイク有効無効のデフォルト値、音質、画質、フレームレート、マウスポインタを含めるかどうか等々の設定は、Win
+ I
で設定を開き、ゲーム
> キャプチャ
で設定可能です。
Win
+ V
このショートカットキーは、クリップボードの履歴を呼び出せるものです (キーアサインが Ctrl
+ V
と似ている)
まとめてクリップボードに複数項目をコピーしてしまって、あとから好きな順で貼り付けたり再利用する時に有用です。
早速、Win
+ V
を押してもらうとこんな表示になると思います。
機能を有効にしてね表示
この際、有効にしてみましょう。
有効にすると、有効にした時点でクリップボードに何かある場合は項目が追加されているはずです。
有効前のクリップボードの内容が追加されている
あとは普通に使うだけです。新しい順に並んでいて、Win
+ V
からの 上下キー で選択する事で、好きな順に取り出すことができます。
このようにクリップボードの履歴が追加されていく
機能の無効化は、Win
+ I
で設定を開き、システム
> クリップボード
で可能です。
あとがき
普段ショートカットキーを多用している私ですが、特に Win
+ Shift
+ S
は「どうやって使うの?」と、聞かれることが多かったものなので、覚えておくと便利なんじゃないかなと思います。
ショートカットキーを覚えて多用するとちょっとできる人に見えます。 どんどん活用していきましょう💪
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