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個人開発のためのマーケティング技術 〜「よいもの作ったら売れるはず」を超えていけ
個人開発でアプリを作ってみたが全く売れないどころかダウンロード数も数十しかない。。そんな個人開発あるあるの現象の裏には次のような思い込みがある。
- 良いものを作れば口コミで広がる
- 自分は何が「良い」ものかを知っている
- 自分の消費行動は一般的である
これら3つが真であればマーケティングという分野は存在しません。大企業でもスタートアップでもこれら3つが偽であることを前提に開発を進めています。ところが、なぜか個人開発になると無意識のうちにこの3つを真としてマーケティングを軽んじてしまいます。
これにはおそらく次のような原因があります。
- 勉強しようにも「マーケはまごころが大切」みたいな個人技・精神論しか出てこない
- 物販やBtoBのSaaSのマーケティングに関する資料しか出てこない
- 既に売れている商品をさらに売るためのマーケしか出てこない
この記事ではそうしたマーケティングではなく個人開発したアプリに特化したマーケティング技術を紹介します。このマーケティング技術は次のような特徴があります。
- プロダクトに関わらずユーザー数を最大化する
- 再現性がある(ガッツや精神論ではなく機械的に実行可能)
作る前に売る
個人開発者はものづくりが好きな人が多いのでどうしても手が先に動いてしまいます。しかしマーケティングの観点からするとこれは丸裸で戦に挑むようなものです。
スタートアップで常識となっている手法として「サービスを作る前に広告を出す」という手法があります。サービスの紹介をする広告を先に出稿します。こうすることでサービスをリリースした後にどのくらいユーザーが付くか予測を立てることができます。
twitter広告でも500円くらいの予算で10万インプレッションの広告を出稿できます。このインプレッションに対するクリック率が高ければ見込みのあるプロダクトと言えます。逆に自分が「最高のプロダクトだ」と思っていてもここでクリック率が低ければどんなに愛を込めて作り込んでもマネタイズはできないと考えるのが統計的に正解です。
Discussion
良記事の予感...!
執筆を心待ちしております😳