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社内の改善イベント NE KAIZEN JAMを楽しんできました!

2024/03/06に公開

はじめに

まさき。です。

みなさんは、業務中に、リファクタリングしたいな、これがあれば開発が捗るかもな、などと思うことってありませんか?
そういうのはたくさんあるんだけど、業務に追われてそのほとんどはアイディア止まり、手を動かすところまでいけないことが多いのかな、って思います。
弊社でもそれを実現する時間がなかなか取れないのが現状ですが、

今回は、そんな状況を打破すべくNE株式会社で行われたNE KAIZEN JAMという改善のためのイベントを紹介したいと思います!

NE KAIZEN JAM

1日業務を止めて、普段から気になっていた改善できそうなところを一気にガッと改善しちゃおうという会です!
NE KAIZEN JAM とは?

発起人インタビュー

今回は、このNE KAIZEN JAM の発起人の方(@tu さん)にインタビューしていろいろ聞いてきました!

そもそものきっかけは?

デッドコードを削除したり、リファクタするといったちょっとした改善活動をやりたいけど、日々の業務に追われてて辛いな、と思うことがあったそうです。(私もよくあります。)

ひとりで作業してもリリースまでのフローを考えるとレビューアーが必要だよな、1日くらいなら、同じような悩みをもった人たちで集まって一緒に作業してしまってもいいんじゃなかろうか、(その方がいろいろ速そうだし)ということで、開発部で声をあげてくれたのだそうです。

JAMってなんですのん?

Global Game Jamという、ゲーム開発のイベントで、チームに分かれて2日間で1つのゲームを作り上げる、開発イベントが元ネタなんだそうです。

ちなみにこのイベントの「JAM」は、ジャムセッションから取っているんだそうです。

ジャムセッション(英: Jam session)とは、本格的な準備や、予め用意しておいた楽譜、アレンジにとらわれずに、ミュージシャン達が集まって即興的に演奏をすること[1]である。特にこれを重視するバンドをジャム・バンドという[1]。類似語としてアドリブやインプロヴィゼーション(即興)がある[1]。
ジャム(音楽)

Global Game Jam のように、短期間で集中して一気にKAIZEN活動をやってしまおう!というのが、NE KAIZEN JAMという名前に込められた思いなんだそうです!

KAIZEN JAMのイメージ図をChatGPTに作ってもらった

このイベントを開催するにあたってのこだわりはありますか?

速く進めるために、チーム制、オフライン推奨でやることにこだわっているそうです。たしかに、1人でやるよりも、レビューしてくれる人が居たり、その分野に知見がある人が居ると速く作ってリリースまでできます。
また、いまでこそ、リモートワークが定着し、コミュロスなく業務ができるようになってきましたが、NE KAIZEN JAM発足当初はオフラインの方が速くて正確みたいなことが多かった気がします。

また、せっかくなので楽しくやろう!ということを心がけているとのこと。今回は、近所の釜飯屋さんで注文した釜飯を囲みながら楽しいランチタイムを過ごしました。別なチームは何をやってるのとか、KAIZEN JAMの動向に関する話だったり、話題は様々でしたが楽しかったですね!

ちなみに当日は雪の予報だったので、会社の近くに住んでいる食いしん坊?だけが出社しました。
食いしん坊で釜飯を食べました

過去の改善例

過去の改善例をいくつか独断と偏見で紹介したいと思います!

  • 共通処理で使う内部的なライブラリや処理の見直し

    • モデルをもっと便利に取り扱えるようにするやつ。影響範囲が広いし、考慮することが多いのでなかなか一人だと難しいのでJAMにぴったりな案件だったのかな、と思います。
    • 処理速度が求められる部分をGoで書き直して高速化しました!
    • Controllerに直書きされていた処理を別クラスに切り出して、再利用しやすくしています。
  • 速度改善など

    • バッチの実行間隔を短くして、ユーザーの待ち時間を短くしています。
    • 実行が遅いテストを特定して直して、自動テストの実行時間を短縮し、開発者体験を向上しています。
    • 不要となったテーブルの調査をして、無駄なリソースを削減する準備をしています。
  • ユーザー体験の向上

    • よく使う設定画面のUIを見直したり、プルダウンメニューの初期選択を変更するなどで、ユーザーさんの設定ミスを少なくする改修をしています。(サポート部署からの改善提案です)
    • PDFのダウンロード終了を検知して、自動でリロードをかけるようにすることで、連続してダウンロードできるようにしました。
    • 追加情報を提供するポップオーバーがすぐに消えてしまう、その際の吹き出しの出現位置を修正しています。

NE KAIZEN JAM2024参加レポート

今回、私の参加したチームでは、PHPStanのLv0相当でベースラインとして無視しているエラーを改修しました。ディレクトリごとに担当者を分けて、30分間隔で気づいたこと、困ったこと、変えたいことなどを振り返る、30分スプリントで実施して、スプリントごとに改善していきました。

定期的に同期することで知見の共有ができたり、リズムができたり、でなかなか捗りました!

スプリントごとに

まとめ

NE KAIZEN JAMという、改善イベントをやりました!普段できないことを集中して一気にがっとやることができる良いイベントです。ぜひ皆さんも参考にしてみてくださいね!

釜飯を食べる人たちの図

NE株式会社の開発ブログ

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