ルーキーよ。PHPerKaigiに行かないか。なハナシ
はじめに
みなさんこんにちは!NE株式会社に入社して2年目になったマツケンです!
今回は3月22日から23日にかけて参加したPHPerKaigiでの体験をまとめました。
- phperKaigiってなに?
- 実際行ってみてどうだったの?
- 新卒、若手が行ったらどんなメリットがあるの?
このようなことをお伝えしたうえで、
ぼくも、わたしもカンファレンスに参加してみよう! となれば幸いです。ぜひ一緒に行きましょう。
phperKaigiとは?
PHPerKaigi(ペチパーカイギ) は、PHPエンジニアおよびWeb技術のエンジニア向けの技術カンファレンスです。現在PHPを使用している人、過去に使っていた人、これからPHPを使いたいと思っている人、そしてPHPが大好きな人たちが技術的なノウハウを共有するためのイベントとして毎年開催されています。
2025年は3月21日(金)から23日(日)にかけて、東京都中野区の中野セントラルパークカンファレンスおよびニコニコ生放送配信で開催されました。
なぜ参加したの?
このphperKaigi2025が人生で初めてのカンファレンス参加になりました!
上司から「来てみない?」と誘われていたこともありましたが、それ以上に
カンファレンスってどんな雰囲気なの? とか
他社のエンジニアってどんなこと考えているんだろう?
などを直接肌で感じることができるいい機会だ!と思い参加を決意しました。
参加してきたぞ!!
真ん中にいるので登壇者かと思われそうですが、ただの参加者です。
感想
多くの発表を見て、特に印象に残ったものをいくつか紹介します。
1日目の通常回から
- レガシーシステムのリプレイス関連の発表:「安全に倒し切るリリースをするために」や「レガシーシステムのリプレイスを安全に完了させ、高い生産性とモダン環境を獲得するまで」の発表は実務に直結する内容で参考になりました。特にリプレイスの"ついで"を増やさない工夫や、段階的なリリース方法は勉強になりました。
めっちゃ上司
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お金の計算に関する発表:「PHPでお金を扱う時、終わりのない謎の1円調査の旅にでなくて済む方法」では、BCmathというライブラリで計算するとズレが出ないという話が印象的でした。金額計算のズレは実際の業務でも起こりうる問題なので参考になります。
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例外処理とインターフェイス:「プロダクトコードとOSSに学ぶ例外処理の選択肢」や「ソフトウェア開発におけるインターフェイスという考え方」は、普段何気なく使っている技術要素について深く考えるきっかけになりました。
ルーキーズLTから
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大学生や新卒の発表者がいて衝撃を受けました。「リファクタリングでもPHPStan」や「英語文法から学ぶクリーンな設計の秘訣」など、若手エンジニアの発表レベルの高さに驚きました。
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「バックエンドエンジニアによるフロントエンドテスト拡充の具体的手法」では、Cursorを活用したテスト手法に興味を持ちました。
2日目のLT大会から
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ISUCONに関する発表が複数あり、パフォーマンスチューニングの重要性や実践的な障害対応能力について学びました。
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「小さく段階的リリースすることで深夜メンテを回避する」や「AUTO_INCREMENTのIDカラムがオーバーフローしたらどうなるの?」など、実際の現場で起こりうる問題とその対処法についての発表が参考になりました。
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「PHPで巨大データ検索の高速化: strposと計算量の重要性」では、僕が苦手意識のある計算量を意識した実装がユーザー体験の向上に繋がることを学びました!
上司その2
上司その3
上司その4
実際に行ってみて思ったこと
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1日目にあったルーキーズLTで自分と年齢の近いエンジニアの方々が技術と向き合い堂々と発表している姿を見て、やべぇ!となりました。
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最初はカンファレンスと聞いて緊張していたのですが、実際に参加してみるとまるでお祭りのようで、会場全体が盛り上がっていました!上記の写真にあるように、LTでは会場のみんなでサイリウムの振りながら応援する文化があり驚きました!!
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スライドで見ることと実際の発表を聞くことでは情報の入り方が違うなと実感しました。リアルタイムで語りかけられることによってインプットするための心構えもできるので、今後も気になる発表や先輩が登壇する機会があれば積極的に参加したいです。
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自分が登壇者として参加するかどうかについては、まだ考え中です。もう少し経験を積んでからチャレンジしてみたいと思います。
新卒、若手が行ったらどんなメリットがあるの?
技術のスキルアップや視野の拡大はもちろんありますが、僕が一番感じたのは、
同世代のすんげー人と会えてモチベーションが上がることです。
ルーキーズLTで、壇上に上がって堂々と発表する年齢の近いエンジニアの方々を見た時に、
かっこいいなと。すごいなと。なにより楽しそうに技術のこと話しているの、素敵だなと。
好きなものを追いかけてる同世代の姿を間近で見ることができるのはカンファレンスの大きなメリットだなと思いました!
また、それぞれのLTが終わった後にその登壇者と話せる機会もありました!LTの内容に関する質問だけでなく、普段どんなこと考えて仕事してるのかとか最新技術のインプットってどうやってます? などフランクに話しかけることのできる環境が準備されていてとてもありがたいなと思いました!
おわりに
ここまで読んでくださりありがとうございました!phperKaigiをはじめとしたカンファレンスのイメージはつきましたか?あなたが 「明日からもエンジニアリング頑張ろう!」 となったり、「今度参加、登壇してみよう!」 となっていたら嬉しいです!
これからもたくさんのイベントやカンファレンスに参加していく予定なのでどこかで会えたら嬉しいですね!また次の記事でお会いしましょう!ありがとうございました!マツケンでした!

NE株式会社のエンジニアを中心に更新していくPublicationです。 NEでは、「コマースに熱狂を。」をパーパスに掲げ、ECやその周辺領域の事業に取り組んでいます。 Homepage: ne-inc.jp/
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