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社会人になって初めてカンファレンスに行った話

2024/03/26に公開

前書き

私は過去に学生スタッフとして2,3回カンファレンスには参加してきたのですが、カンファレンスで挙がる話題は業務に近いものが多く、当時学生だった自分は話題そのものに興味が持てませんでした。
また、技術の話が出た時も自分の技術レベルからあまりにも離れた話題だったため理解できず授業を受けている気持ちになった苦い経験があり、社会人になった後もカンファレンスへの参加を遠ざけていました

きっかけ

最近業務のチームが変更され、カンファレンスなどに積極的に参加している方々が近くにいる影響で今まで遠ざけていたカンファレンスへの参加を決意しました。

参加前の不安

参加を決めたはいいものの、学生時代に感じた退屈感や共感できないなどが今回も起きないか不安でした。
また、その退屈感を感じてしまった時参加したことを後悔しないかなどさまざまな不安がある状態で参加しました。

PHPerKaigi2024Day1オンライン参加

先述のように不安を抱えて参加したDay1でしたが、不安とは裏腹に挙げられる議題は業務で自分が感じたことや悩んでいることが挙げられ、どの議題にも興味を持って聞き入ることができました。
技術的な議題が挙がった際も参考になることや共感できることなど、学生の時に感じた無力感や退屈感とは程遠い楽しさを感じることができました。

カンファレンスのトークを聞くことで自分が普段こなしている業務で知らず知らずのうちに成長できていることを強く実感した一方でオンライン参加でこれほど楽しいのであれば明日のDay2もオンラインで参加して良いのではという気持ちが自分の中に出てきました。

PHPerKaigi2024Day2オフライン参加

Day1で「オフラインで参加する意味はあるのか?オンラインで十分楽しい」という気持ちを抱えた状態で迎えたDay2ですが、そんな思いは入場した瞬間ひっくり返りました。

入場した瞬間目に入ってきたのは自分が学生時代に使っていたサービスでした。
学生時代の共同開発でなんとなく入れ、なんとなく使っていたサービスを見つけた時すぐに業務での実用性が思いつきその場にいたチームメンバーに提案しました。おそらくPHPerKaigiに参加していなければ思い出すことはなかったと思います。

その後Day1と同じく登壇者の話を聞いていたのですが、一緒になって話を聞く一体感やオンラインではできない登壇者の方への質問などオフラインならではの経験もできました。
ここでも、質問が出てくるレベルで話が理解できる用になっているという成長を感じられました。また、登壇が終わった後に参加者同士でその議題について話していると共感できることや解決できることなどオンラインだとできなかったことができ、とても有意義な時間を過ごせました。

Day1では視聴しなかったLT大会も見たのですが、登壇者のトーク力やスライドの見やすさなど「自分も発表したい」と思える魅力がとても詰まっていました。

Day2が終わり懇親会にも参加しましたが、懇親会では社会人、学生が分け隔てなく話すことができ業務ならではの話や技術共通の話などで交流することができました。
学生の頃に参加した懇親会では話を横で聞くことしかできませんでしたが、相談やアドバイスなどさまざまな受け答えができ、改めて成長を感じることができました。

色々な方と話をして行くうちに業種が異なってもPHPを使っていることで抱える同じ課題や、同じ業種で同じPHPでも企業によって解決の仕方が異なるなど外部の方と関わらなければわからない経験などができ、とても良い経験ができたなと感じています。

実際行ってみて感じたこと

オンライン

  • 業務を通して自分が成長していることを話が理解できるという指標で気づけた
  • 自分と同じ課題を抱えている人が他にもいて、その課題には解決方法がある

オフライン

  • 議題に対して他の参加者の意見が聞ける
  • 他のPHPerの方との雑談を通して自分の成長に気付ける
  • 自分が乗り越えた課題や乗り越えたい課題の共有ができ、業務に活かせる
  • 自分も登壇したいという気持ちが強くなる
  • エンジニアという職業が平等で自分に合っていると感じられた

まとめ

自分は学生時代に参加したカンファレンスで苦手意識できてしまっていたため参加を躊躇っていたのですが、いざ参加をしてみると自分でも気づいていないくらい成長していることが感じられ、オフライン参加では業務に活かせそうなアイデアがたくさん湧き、色々なことに挑戦するモチベーションが高まりました。
その中でも一番はいつか登壇し面白い話ができたらいいなと考えています。

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