🫵

新人におすすめのツール・TIPS紹介

に公開

はじめに

今年から社会人として仕事を始めた方向けにおすすめのツールやTIPSを、以前社内で取ったアンケートからいくつか抜粋して紹介します。開発者向けのものもありますが、そうでない方にも有用な内容もいくつかあるので、是非参考にしてみてください。

一部Mac固有のものもありますが、Windowsでも類似のツールや設定方法があると思うので、ぜひ探してみてください。

一般

PCの設定

  • マウス・トラックパッドの感度調整
    • 初期状態から変更しておらず、狙った位置にカーソルがピッタリ止まりにくい人は、一度色々試してみるとより作業しやすい感度が見つかるかも
    • ポインタの加速もONがおすすめ
      • マウスを速く動かしたときのポインタの動きはより速く、マウスを遅く動かしたときのポインタの動きはより正確になる
  • キー入力の設定
    • キーリピート→最速
    • リピート開始までの時間→最短
  • カーソル移動のショートカットを覚える
    • Cmd+←↓↑→: カーソルを一番 左/下/上/右 に移動
    • option+←→: カーソルを単語単位で移動
  • (Mac) ダイアログをキーボードで操作可能にする
    • 様々な場面で出てくるダイアログ、Macの場合デフォルトだとマウス(トラックパッド)でしか選択できず、キーボード操作を可能にするには設定が必要。(図は「保存しない」にフォーカスされている様子)
      • Tab: 次の項目にフォーカスを移動
      • Shift + Tab: 前の項目にフォーカスを移動
      • Enter or Space: 決定
    • https://support.apple.com/ja-jp/guide/mac-help/mchlp1399/mac

ツール

  • Clipy
    • クリップボード履歴の記録・呼び出しが可能になるツール。「4回前にコピーしたメールアドレス」がまた必要になった、などの場合でも、元のテキストの箇所に戻ることなくその場で過去にコピーしたテキストを再度呼び出せる。
  • Fuwari
    • スクリーンキャプチャを画像として保存することなく画面上にピン留めできるツール。画面上でリサイズや透過度の変更も可能。キャプチャはそのまま画像ファイルとして保存も可能。

その他

  • 文字変換・辞書登録: 変換でヒットしづらい人名、自分のメールアドレス、会社所在地、その他よく使う定型文を辞書登録。
  • Chrome
    • キーボードショートカットを覚える
      • タブを閉じる: Cmd+W
      • タブを復元する: Cmd+shift+T
      • 新規タブを開く: Cmd+T
      • リンクを新規タブで開く: Cmd+クリック
      • など。
    • 固定タブ・タブグループ機能で作業を整理。
  • メール・チャットツール: メールフィルターやチャンネルミュート機能を活用して受け取る情報を取捨選択し、重要な情報に集中。

開発寄り

AIアシスタント

  • 活用方法: コードやプログラミング言語などに関する質問に答えてもらったり、指示に従ったコードを実際に生成してもらったり、あるいは自分の書いたコードをレビューしてもらったり。
  • 注意点: ただし出力結果を盲信せず、必ずレビュー。ノーチェックでの採用は避けること。

エディタ

  • マルチカーソル: 同じ操作を複数の場所で同時に行える便利機能。VSCodeならCmd+option+↓↑、またはoption+クリック。
  • ショートカット: よく使う操作のショートカットを覚え、必要に応じて調べる習慣を。

デバッグモード

  • 指定したブレークポイントでコードの実行を停止し、その時点での変数の状態を確認したり、その時点以降の処理をステップ実行したりできる。
  • PHPならXDebugが、Javascript(フロントエンド)ならChromeのDevToolsが利用可能

その他

  • コマンドエイリアス
    • 長いコマンドをエイリアスにするだけでなく、よく使う1単語のコマンドも1文字にしてしまう。例えば、dockerdgitgなどに。
  • APIのテスト:
    • ツール例: PostmanやTalend API Tester。外部システムとのAPI連携時に便利。手動でcurlを使わずに済む分、効率的に開発が可能。

おわりに

何のツールを使うかも大事ですが、それと同じくらい「面倒な作業や手間を愚直に頑張らない」といったマインドも大事だと思います。日頃の不便を敏感にキャッチして、楽できる部分はどんどんしていきましょう。

NE株式会社の開発ブログ

Discussion