AWS Certified AI Practitioner (AIF-C01) を受けてきた
こんにちは。
最近、「機械学習」や「生成AI」といった言葉を耳にする機会が本当に増えましたよね。
正直、私はこのAIの波にちょっと置いてけぼりを食らってる感があります…。
そんな中、AWSが新しくリリースした資格「AWS Certified AI Practitioner(AIF-C01)」を見つけて、受験してみることにしました。
今回はその体験談として、実際に受けてみて感じたことや、勉強する前に知っておきたかったことなどを、実体験ベースでまとめてみます。
技術的な内容や学習ノートは別記事にする予定なので、この記事では「どんな人にオススメか?」「実際の難易度」「勉強法」といった実体験ベースのお話を中心にお届けします。
AWS Certified AI Practitionerってなに?
ざっくり言うと、AIやMLに関する基礎知識を「クラウド視点」で学ぶ資格です。
AWSのAI関連サービス(SageMakerやLexなど)の概要にも触れるので、初学者はもちろん、経験者にとっても良いおさらいになると思います。
特徴
AI/MLの理論: 必要最低限の概念(多い)だけ。難しい数式はなし。
AWSサービス: SageMakerやRekognitionなど、AI関連サービスを広く浅く。
受験資格: 特になし。誰でも受けられる。
レベル感: AWS CLF(Cloud Practitioner)と同等か、少し上くらい。SAAよりは下。問題と選択肢の文章は短い
なぜこの資格を取ろうと思ったのか?
- 「生成AI」「AI活用」という言葉をよく聞くけど、正直ちゃんとわかっていなかった。
- クラウドベースのAI活用に興味があった(でもいきなりSageMakerとか触るのはハードルが高そう)。
- 新しいAWS資格が出たと聞いて、早めに受けておきたかった。
勉強方法と使った教材
※勉強ノートは別記事にまとめる予定ですので、ここでは軽く触れる形で。
AWS公式の試験ガイド
- 試験対象内、対象外の内容を確認できる
- 他の試験(ソリューションアーキテクト等)と違い、「並べ替え」、「内容一致」、「ケーススタディ」形式の問題がある
最短突破 AWS認定 AIプラクティショナー 合格対策テキスト+問題集
- 所々に図解があるのは助かるが、用語と内容が長い箇所もあり、腹落ちさせるのがちょっと大変。読破にあまり時間をかけない方が良かったかも。
- 巻末に問題集がある。答えがすぐ下に書いてあるので隠しながら繰り返し解く。
公式の模擬試験
- 無料で本番レベルにチャレンジ
試験を通して
良かった点
- 合格しました🎉
- AIの理論が「概念レベル」で学べる
- AWSサービスの役割・使い分けの理解に繋がる
- 新しい領域に一歩踏み出す「きっかけ」として最高
難しかった点
- ディープラーニング系の話は「ふわっと理解」でなんとか乗り切った(深追いは禁物)。
- 「SageMaker ○○」系の似たような名前のサービスが多く、脳内が混乱。でも、選択肢の消去法で対応できた。
- (SageMaker Clarify、SageMaker Data Wrangler、SageMaker Feature Store、、、)
勉強を始める前に知っておきたかったこと
- 想像より「数学」は出てこない。数学や統計の専門知識は不要。安心してOK。
- こちらのQiitaの記事が分かりやすい(受験直前に知って後悔)。
どんな人にオススメ?
- 「AIって言われてもピンとこない…」そんなクラウドエンジニアのあなた
- 今すぐ機械学習エンジニアになるわけじゃないけど、トレンドは追っておきたい人
- AWSのAI系サービスに関わるプロジェクトにこれからアサインされそうな人
- DXやAI推進を考える情シス・PMの方
終わりに
個人的には、AIを始める入り口として適している資格だと思いました。
今後、勉強ノートや試験の細かい内容をまとめた技術寄りの記事を投稿しようと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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