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社内エンジニアの技術記事が数倍に増えたNCDCの施策

2025/03/01に公開

私が所属するNCDCは2月末が期末だったりします。なので多くの会社より一足先に2024年度が終了しました。本日から新年度ということもあり、2024年度のZennのPublicationへの投稿を振り返ってみました。
https://zenn.dev/p/ncdc

Publicationの統計ダッシュボード(課金機能)から、2024年度(2024年3月〜2025年2月)の投稿数を確認してみたところ、

136記事!
多くないですか?NCDCのエンジニアの数って25名程度ですよ。エンジニア以外が投稿した記事も数件ありますが、それを加味しても1人あたり平均5件以上投稿しています。

ZennのPublication一覧ページでもNCDCはかなり上位に表示されています(2025/02時点)
https://zenn.dev/publications/list

なぜ、技術記事の投稿を続けられるのか?

「技術的に新しい取り組みを実施して積極的にアウトプットしよう。」というNCDCの風土のあり全員がエンジニアとして高い意識をもって取り組んでいるためです!
…と言いたいところですが、、、「4半期単位で1定数以上記事を書いたらシンプルにお金がもらえる」という会社の制度が出来てから、投稿数が数倍に増えました。

どんなにきれいごとを言っても、お金が最強ですね。

それを踏まえて最初に貼った記事投稿数のグラフを見ていただくと、4半期毎(3ヶ月毎)に記事投稿数が多い月があるのが分かります。

締め切り効果って凄いですね。

この施策に行き着くまで

技術記事の執筆を推奨するために、会社として今までいくつか制度がでましたが、アウトプットを増やすという意味では、大きな効果がでませんでした。

例えば、、、

  • 投稿数や記事の閲覧数が多かった人を表彰する(副賞付き)
    • → 結局毎回同じ人になるので、他の人は記事を書かない
  • チーム単位で目標を決めて、チームに報奨品を出す
    • → チーム内の投稿数の差で不公平感が出る
    • → チーム全員が嬉しい報奨品を考えるのが難しい
  • 評価制度に明示的に組み込む (今も継続して組み込まれています)
    • → 一定の効果はある。しかし直接的なメリットを実感しづらいので効果は小さい

といった試行錯誤の結果、記事を書いた個人が直接的で分かりやすいメリットが得られる今の制度にたどり着きました。

お金を渡すという即物的な制度の導入に対しては、いくつかの不安や否定的な意見や議論もありました。

例えば、、、

  • 他の業務が忙しくて記事が書けない人にとって不公平感がでないか?
    • → 他を頑張っているなら、そこは別途評価すればよい
  • お金を渡すと収入が増えるので、税金等も増える
    • → それでもお金が貰える方が嬉しい
    • → むしろ副賞とかでの税務上グレーなことが発生しないクリーンな制度になる
  • 投稿される記事の質の低下が不安
    • → 記事が増えないと質もなにもないので、下がったら考える

議論はあったもののとりあえずは「やってみよう。」ということになり、やってみたら無事にアウトプットが増えました。というのが現状になります。

技術記事を書きたい人はNCDCへ

NCDCにはアウトプットを推進する風土があります。
興味を持った方は、ZennのPublicationのの課金機能により記事に強制的に付けているリンクから採用情報も見ていただければと思います。
(記事の右か下に表示されるこれ↓)

企業公式からの応募はハードルが高いなぁという方はGreenからどうぞ
https://www.green-japan.com/company/5693

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