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tasklist が廃止されるので sub-issue に移行しよう

2025/03/03に公開

Github の tasklist が 2025/4/30 で廃止されるようです。
個人的には使いやすかったのでザンネン...

The private preview feature, tasklist blocks, will be retired on April 30, 2025. Your feedback from the private preview has been invaluable, helping us shape the release of sub-issues, the replacement for tasklist blocks.

https://github.blog/changelog/2025-02-18-github-issues-projects-february-18th-update/#migrate-to-sub-issues

代替として、最近使えるようになったsub-issue機能に移行する必要があります。
少し使ってみて便利になったこと・不便になったことを整理してみます。

移行方法

  1. 通常のチェックリストにする
- ```[tasklist]
- - [ ] task 1
- - [ ] https://github.com/github/github/issues/123
- ```
+ - [ ] task 1
+ - [ ] https://github.com/github/github/issues/123
  1. チェックリストからConvert to sub-issueをクリックする

一括で変換できないので手作業でひとつずつ変換する必要があります。
めんどくさかったです。

便利になること

孫のissueまで見られるようになる

tasklistはひとつ下の子までしか見ることができませんでした。8世代分までぶら下げることができてそれを一目で確認できるようになります。

Github Project 機能で進捗が分かりやすくなる

ひとつ下の子がcloseしていればプログレスバーが変化し、パッと見で分かりやすくなります。

見せ方も設定で変更できるようです。

不便になること

グルーピングできなくなる

以下のようにブロックで分類することができましたが、sub-issueではできません。グルーピングしたい時はそれ専用の親issueを作成する以外に代替手段がないので結構不便です。

issueを複数の親にぶら下げることができなくなる

1つのissueに親issueは1つまでの制約があるので、複数の親にまたがるsub-issueを作成できません。またがってぶら下げたい場合は、ケースバイケースですが個人的には"親の親"を新たに作るのが適切かなと思います。

親を開いた時に子のLabelが見えなくなる

これも不便ですね。弊社ではよくfrontendbackendなどのLabelで管理しているのでパッと見で分かりにくくなりました。キャプチャに表示されているstorybugは、sub-issueと同じタイミングで使えるようになった「IssueType」機能です。デフォルトではfeature,bug,taskの3種類が用意されていて、organization単位で自由に設定できるようです。キャプチャのstoryは新たに追加したTypeです。

Typeは大分類、Labelは中〜小分類といった使い分けになるのかなと思いますが、現時点で筆者もイマイチ使いこなせてないです。

まとめ

一括移行はできないので1件ずつ手作業で行う必要があります。みなさんお早めに!
不便になることもそのうち改善されるといいですね。

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