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今さらBiomeを使ってみる
Biomeを使ってみる
Biomeとは
これ
サイトが日本語対応している!
簡単に言うと,ESLintとPrettierの代わりとなるやつ
Rustでできていてくそはやい
ちな,開発終了したRomeを作った人が,あらたに作っているらしい.
というわけで最低限のハンズオンをやる.
はじめるよ
インストール
yarn add --dev --exact @biomejs/biome
初期設定とか
yarn biome init
biome.json
が作られる.ようは.eslintrc
と.prettierrc
{
"$schema": "https://biomejs.dev/schemas/1.6.2/schema.json",
"organizeImports": {
"enabled": true
},
"linter": {
"enabled": true,
"rules": {
"recommended": true
}
}
}
organizeImportsはimportの順番をいい感じにしてくれるやつ.これがデフォルトであるのは良い.
動かすよ
format(prettier)
yarn biome format <files> --write
lint(eslint)
yarn biome lint <files>
同時に動かすやつ
yarn biome check --apply <files>
eslint --fix './packages/web/src//*.{js,jsx,ts,tsx}' && prettier --write --ignore-path .gitignore './packages/web/src//*.{js,jsx,ts,tsx}'
みたいなことしなくていいからこれ待ってたんだわ感
この--apply
をつけると正しいコードに書き換えてくれる.
しかし,厳密には,「アプリをぶっ壊さない程度に安全に書き換えてくれる」って感じで,いいからエラーは全部書き換えてくれやってのは,--apply-unsafe
ってオプションをつければ良い.
ignoreコメントアウト
こんな感じ
// biome-ignore format: <comment>
// biome-ignore lint: <comment>
// biome-ignore lint/suspicious/noDebugger: <comment> // ルール指定
拡張機能も入れてVSCodeの設定をする
VSCodeの拡張機能がある.
これを入れて,保存したときに整形されるようにしよう.
設定は,
settings.json
{
"editor.defaultFormatter": "biomejs.biome", // ここはご自由に
"[javascript]": {
"editor.defaultFormatter": "biomejs.biome"
},
"editor.codeActionsOnSave": {
"quickfix.biome": "explicit",
"source.organizeImports.biome": "explicit"
}
}
これで良さそう.
ただ,
"[typescript]": {
"editor.defaultFormatter": "esbenp.prettier-vscode"
},
みたいのがあるとこっちが優先されるので注意.
prettierやeslintの設定と競合しないように設定を見直すと良き.
感想
設定ファイル極小,動作爆速.言う事無し.
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