ホバー時に表示されるTypeScriptのヒントの長さを変更する方法

🧩 TypeScriptの型ヒントについて

CursorやVSCodeでは、TypeScriptの型ヒントがホバー時に表示されます。
デフォルトではその表示文字数が 160文字 に制限されていますが、必要な情報が隠れてしまうことが多いです。

「もっと見れたら良いのに」と思ったことはありませんか？

以下で設定を変更する手順を詳しく説明します。

---

✍ 変更手順

1. TSの設定ファイルを開く

1. ターミナルを開きます
2. 以下のコマンドを実行して対象のファイルを開きます
   ※VSCodeの場合はCursorをVSCodeに置き換えてください

open /Applications/Cursor.app/Contents/Resources/app/extensions/node_modules/typescript/lib/typescript.js

ファイルが存在しない場合は、Cursor のインストールパスが異なる可能性があります。以下のコマンドで確認してください。

find /Applications/Cursor.app -name "typescript.js"

2. 設定値を変更

1. ファイルをエディタで開いたら、以下のコードを検索します

var defaultMaximumTruncationLength = 160;

2. 160 の部分を任意の数値に変更します

• 例: 500 に変更する場合

var defaultMaximumTruncationLength = 500;

3. 保存してエディタを閉じます

4. Cursor アプリを再起動
   変更を反映するために、Cursor アプリを再起動してください。

🗒️ 補足情報

表示文字数の上限を大幅に増やすと、ホバー時の情報量が増えすぎてしまい、逆に見づらくなってしまうことがあるかもしれません。
必要に応じて微調整をして、適切な値を設定することをおすすめします。