WebStorm と Rider の非商用利用が無料になりました!
開発者コミュニティにメリットをもたらすライセンスモデルの変更をお知らせいたします。
WebStorm と Rider の非商用利用が無料になりました!
変更内容とその理由に関する詳細は以下をお読みください。その他の詳細については、以下の FAQ セクションもご確認ください。
[現在の状況]
今年初め、最近リリースされた RustRover と Aqua に新しいライセンスモデルを導入し、これらの非商用利用を無料にしました。 今回、このモデルを WebStorm と Rider にも適用することになりました。 これらの IDE を学習、オープンソースプロジェクト開発、コンテンツ制作、趣味での開発のような非商用目的に限り、無料でご利用いただけるようになりました。
商用プロジェクトについては変更はありません。既存のライセンス体系がこれまで通り適用されます。 他の JetBrains IDE についても、この更新による影響はありません。 この無料非商用ライセンス提供計画の結果を評価し、その適用対象を拡大可能かどうかを判断する予定です。
[変更の理由]
非商用開発を無料にすることで、より幅広いオーディエンスが JetBrains IDE を使用できるようにすることを目標としています。 この新しいライセンスモデルによって JetBrains IDE の使用障壁をさらに下げ、学習、成長、創造性の維持を支援したいと考えています。
この目標を達成するための手段をいくつか調査しました。 元々は多くのユーザーが希望していた Community Edition の追加を選択肢の 1 つに検討していましたが、 JetBrains IDE は多くの場合、作業生産性の向上に不可欠なすべての機能がソフトウェア単体に深く組み込まれたモノリシック構造となっています。 そのため、Community Edition を追加で作成すると、多様なユーザーのニーズを満たさない機能セットを提供するリスクが生じてしまいます。
[WebStormとRiderに適用する理由]
Stack Overflow などのさまざまなアンケート結果から、68% の開発者が業務外の趣味として、約 40% がプロ開発者としての成長と自己ペースでの学習目的でコーディングしていることが分かりました。 この割合はゲームとウェブ開発の分野ではさらに高くなります。 たとえば、ゲーム開発者は無料のゲームエンジンを使用しながら趣味としてゲームを制作することで、プロの道を歩み始めることがよくあります。 これらを踏まえ、WebStorm と Rider に新しいライセンスモデルを適用することを選択しました。
[商用利用と非商用利用]
非商用利用向け Toolbox サブスクリプション契約に定義されているように、商用製品とは有料で配布または提供される製品、または事業活動の一環で使用される製品を指します。 ただし、特定のカテゴリはこの定義から明確に除外されています。 一般的な非商用利用の例には、学習と独学、あらゆる形態のコンテンツ制作、オープンソースコード、および趣味としての開発などが含まれます。
非商用ライセンスをご利用の場合は匿名の使用統計の収集からオプトアウトできないことにご注意ください。 この情報は弊社製品の改善に使用されます。 収集するデータは、IDE の機能使用状況に関する匿名のデータのみです。IDE 内でどのような操作が行われ、どの種類の機能が利用されているかに焦点が当てられています。それ以外のデータは一切収集していません。これは早期アクセスプログラム(EAP)と同様であり、弊社のプライバシーポリシーにも準拠しています。
[よくあるご質問]
その他の関連するご質問への回答を以下に掲載しています。 必要な回答が見つからない場合は、お気軽にコメントを残していただくか、sales@jetbrains.com までお問い合わせください。
ライセンス
- 無料ライセンスの対象となる機能には何がありますか?
新しい非商用ライセンスタイプでは、有料バージョンと同一の全機能搭載の IDE をご利用いただけます。 唯一の違いは Code With Me 機能で、無料ライセンス付きの Code With Me Community を入手する必要があります。
- RustRover と Aqua の非商用利用条件は同じですか?
はい。RustRover と Aqua も同一の非商用利用ガイドラインに従っています。 以前は特定のユースケースに対して若干異なる条件が設けられていましたが、WebStorm と Rider に使用されるライセンスモデルに合わせて条件を更新しました。
- 非商用プロジェクトと商用プロジェクトの両方で Rider か WebStorm を使用する場合、どちらのライセンスを選択すればよいですか?
非商用利用向け Toolbox サブスクリプション契約に記載された定義の意味の範囲内で直接的または間接的に商業上の利益または金銭的報酬を得る商用開発に Rider または WebStorm を利用する場合は、商用サブスクリプション(個人用または組織用)を購入する必要があります。 そのライセンスを非商用開発にも使用できます。
- 新規プロジェクトを立ち上げたばかりの頃はどのライセンスを選択すればよいですか?
製品をリリースし、現在または将来的に商業上の利益を得る予定がある場合は、商用ライセンスを使用する必要があります。 プロジェクトが非商用目的のものであれば、非商用ライセンスを利用できます。 ただし、時が経って目的が変わった場合は、非商用利用の利用資格があるかどうかをもう一度判断する必要があります。 目的をよく考えても判断に迷う場合は、商用ライセンスを選択する方が無難です。
- 勤務先の会社では商用開発を行っていません。 非商用ライセンスを申し込めますか?
非営利組織などで雇用主が最終製品から商業上の利益を得ていない場合でも、会社に勤務して給与を受け取っている方は商用ライセンスを使用する必要があります。 スタートアップ企業や非営利組織のお客様には、こちらのページに記載のオファーを別途用意しています。
- 教育コースの販売や動画配信広告から収入を得ていますが、そのコースや動画配信コンテンツの制作に IDE を無料で使用できますか?
非商用ライセンス契約では商業上の利益を得ている場合でも、あらゆる種類のコンテンツを制作できます。 以下はそのようなコンテンツ制作の一例です。
● 販売を目的とした教育コースの制作者
● YouTube などのプラットフォームに投稿して広告収入を得ているコンテンツ制作者
● 自身のコンテンツ内の広告スペースを販売しているポッドキャスターやストリーマー
- 個人用または組織用の有料サブスクリプションはこの変更の影響を受けますか?
ご心配いりません。この新しいライセンスタイプは他のどの有料サブスクリプションオプションにも影響しません。 現行の利用規約のまま、WebStorm、Rider、dotUltimate、および All Products Pack の個人用と組織用のサブスクリプションを引き続き購入できます。
- 更新とアップグレードはどのような仕組みになりますか?
非商用サブスクリプションは 1 年期限で発行され、期限後に自動的に更新されます。 ただし、サブスクリプション期間の最後の 6 か月以内に、割り当てられたライセンス 1 回以上使用しなければ更新されません。
- 有料サブスクリプションを購入したにもかかわらず非商用開発を行っている場合、返金を受けられますか?
返金を受けられるかどうか分からない場合は、こちらのポリシーで詳細をご覧ください。 商用利用に当たるプロジェクトにも携わっている場合は無料ライセンスを使用できませんので、ご注意ください。
- この非商用オプションの対象にならない場合、他にどのようなオプションがありますか?
非商用利用ライセンスの恩恵を得られないのは残念ですが、ニーズに最適なものは必ずあるはずです。 ぜひ弊社の特別オファーとコミュニティページで最新のプロモーション価格オプションをご覧ください。
- 問題が発生した場合や質問をしたい場合、どのような方法でテクニカルサポートを受けることができますか?
非商用ライセンスの保有者の皆様には、ご質問がある際は公開コミュニティフォーラムをご利用いただくようお勧めしています。 また、発生している問題がありましたら、該当する課題トラッカーに新規のリクエストを提出することでご報告いただけます。
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