JetBrains、クラウド開発環境「CodeCanvas」の提供終了のお知らせ
JetBrains、クラウド開発環境「CodeCanvas」のサービス終了のお知らせ
2025年10月16日、JetBrains は公式ブログで 「CodeCanvas のサンセット(提供終了)」 を発表しました。
本記事では、その背景・スケジュール・今後の展望をまとめます。
CodeCanvasとは?
CodeCanvas は JetBrains が提供していた クラウド開発環境 (CDE: Cloud Development Environment)。
IntelliJ IDEA などと同じ IDE プラットフォームをベースにしながら、ブラウザやリモート環境で快適に開発できるよう設計されていました。
- ローカル構築不要の即時開発環境
- チーム向けの一元管理機能
- JetBrains IDE のフル機能をクラウド上で提供
2024年に一般提供が開始され、クラウドIDE市場で注目されていました。
サンセット(提供終了)のスケジュール
JetBrains公式ブログによると、提供終了までのスケジュールは以下の通りです。
| 日付 | 内容 |
|---|---|
| 2025年10月16日 | 新規ライセンス・サブスクリプションの受付停止 |
| 2026年1月1日 | 既存ユーザーへのサポート終了 |
| 2026年3月31日 | CodeCanvas サービス完全終了(インスタンス停止) |
既存ユーザーの質問やお問い合わせご相談にについては弊社 sales@nattosystem.com にお問い合わせください。
なぜ終了するのか?
JetBrains は、CodeCanvas を開発した目的を次のように説明しています。
「クラウド開発環境(CDE)が、より速く、よりスムーズで、より効率的な開発を実現する」
しかし、近年の AI技術の急速な進化 により、ソフトウェア開発のスタイルそのものが大きく変化。
JetBrains は「現在の CodeCanvas のアプローチでは、今の開発者のニーズに十分応えられない」と判断しました。
「AI 化が進んだ開発の世界では、CDEの在り方も変わる必要がある。」
つまり、CodeCanvas の終了は「終わり」ではなく、
“AI時代に合わせた進化” のためのステップ という位置づけです。
次世代の方向性:「AIファースト × クラウドネイティブ」
JetBrains は次世代の開発環境にすでに取り組んでおり、
以下のキーワードを掲げています。
-
AI-first(AIファースト)
-
Cloud-native(クラウドネイティブ)
-
Autonomous AI Agents(自律型AIエージェント)
JetBrains曰く、「CodeCanvasの延長ではなく、まったく新しいソリューション」とのこと。
AIと人間が協調して開発を行う“新しいクラウド開発体験” を目指しているようです。
現在CodeCanvasを利用しているユーザー様へ
CodeCanvas を利用しているチーム・個人は、以下の対応を検討しておくのがおすすめです。
-
2026年3月末までに移行計画を立てる
- JetBrains GatewayのRemote Development への移行を検討。
-
プロジェクトのバックアップ・エクスポートを早めに実施
- サービス停止後はデータにアクセスできなくなる可能性があります。
おわりに
既存ユーザーの質問、お問い合わせ、ご相談については弊社 sales@nattosystem.com にお問い合わせください。
参考リンク
- JetBrains Blog: JetBrains Is Sunsetting CodeCanvas (2025年10月16日)
- Remote Development — JetBrains Docs
- JetBrains Space
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この記事は一部AIによって編集されたものです。
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