Shopify で商品毎に会員登録必須にする方法について調べてみた
はじめに
今回は、Shopify で商品毎に会員登録を必須にする方法について調べてみました。
それでは、頑張っていきましょう。
全ての商品を会員登録必須にする
全ての商品を会員登録必須にすることは、Shopify の標準機能で可能です。
設定>チェックアウトのチェックアウト前にお客様にアカウントへのログインを要求するにチェックを入れましょう。
この設定を有効にするだけで、顧客はチェックアウト時に強制的にアカウント登録させられます。
といっても、この方法を利用するとコンバージョン率が大きく減少してしまう可能性があり、Shopify 側も注意事項を表示させてきます。
ログインを要求すると、一部のお客様のチェックアウトを思いとどまらせ、ストアの総注文数が減少する可能性があります。現在のログインの手順を管理するには、お客様アカウントの設定にアクセスしてください。
今回は、こちらの標準機能を用いて全ての商品を会員登録必須にするのではなく、商品毎に会員登録必須にする方法について解説していきます。
商品毎に会員登録必須にする方法には、コーディングを用いて実装する方法と、アプリを用いて実装する方法の二つが有ります。まずは、コーディングを用いて会員登録を必須にする方法について解説していきます。
コーディングを用いて商品毎に会員登録を必須にする方法
それでは、コーディングを用いて会員登録を必須にする方法について解説していきます。
方針としては、商品にメタフィールドを付与することで、そのメタフィールドが存在する商品のカートに追加ボタンを非活性化させることにします。
まずは、メタフィールドに値を設定しましょう。
商品にメタフィールドを設定
それでは、商品にメタフィールドを設定しましょう。
設定>カスタムデータから商品を選択して下さい。
右上の定義を追加するから、メタフィールドの定義を追加しましょう。
名前にaccount_required
、ネームスペースとキーに custom.account_required
と設定します。
タイプには、単一行のテキストを選択して、プリセットの選択肢に制限するを選択して、true・falseの二つに制限しましょう。
ここまでで、メタフィールドの設定は完了です。
保存ボタンをクリックして、メタフィールドの定義の設定を保存して下さい。
次に、アカウント必須販売を行いたい商品ページに移動して下さい。
一番下に、メタフィールドを設定できる部分が有ります。
こちらで、trueを選択して下さい。
これで、商品のメタフィールドに値を設定することができました。
コードを編集
オンラインストアの該当のテーマの三点リーダーのコードを編集より、コードの編集画面委移動して下さい。
今回は、商品ページにコードを挿入したいので、main-product.liquid
に移動します。
ログインしているかどうかは、customer が存在するかどうかなので、以下のコードでログインしているかどうかを判別できます。
{% liquid
if customer
assign is_login = true
else
assign is_login = false
endif
%}
これで、is_login
にログインしているかどうかが分かります。
また、以下のコードで、先ほどメタフィールドに設定した値を取得することができます。
product.metafields.custom.account_required
これで、商品を購入する際に会員登録が必要かどうかを判別することができます。
後は、これらの値を用いてカートに追加ボタンを非活性化する処理を追加すれば、実装は完了です。
それで次に、アプリを用いて商品毎に会員登録を必須にする方法について解説していきます。
シンプル会員限定販売|お手軽アカウント必須販売
こちらのアプリを利用すれば、商品毎に会員登録を必須にして販売することができます。
以下のように、特定の商品のカートに追加を非活性にします。
以下のご利用ガイドを参考にしています。
アプリをインストール後、以下の画面に飛ばされます。
アプリのブロックの追加と、文言の編集等を行うために設定等へ遷移します。
また、商品を選択して、特定の商品のみのログイン必須販売を行うことができます。
こちらで、ログイン必須販売する商品を選択して、保存しましょう。
ここまでで、あぷりの解説は終了です。
最後に
今回は、コーディングとアプリを使う二つの方法で、会員登録を必須にする方法を解説しました。
少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。お疲れさまでした。
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