Shopify オークション構築アプリ3選!
はじめに
インターネットオークションを構築する場合、ECサイト構築サービスでオンライン販売の仕組みを活用するのが得策です。なぜなら販売に関する仕組みを活用したままオークションの機能のみを考えてサイト構築すればよいからです。サイト構築サービスのShopifyであればECサイト構築に加えて、公式のストアで公開されているアプリを活用することで簡単にオークションサイトを構築できます。今回はShopifyでオークションサイトを構築する際にオススメのアプリを3つ紹介していきます。
事前にお伝えしたい情報
現状、Shopify App Storeには日本製のオークションアプリはありませんでした。こちらの記事で紹介しているアプリはすべて海外製になっていますのでご了承ください。
1. Tipo Product Auction
海外製のオークション販売アプリです。
アプリについて
公式サイトの説明文(翻訳)
買い物客がいつでもどこからでも Shopify ストアでオークションを実施できるようにすることで、売上を大幅に伸ばしましょう。 ユーザーフレンドリーなインターフェイスでセットアップも簡単です。 数分以内に新しいオークションを追加してください。 実施されたオークションに関する即時更新は、電子メール アドレスを介して顧客または管理者に通知できます。
特徴
競売画面を自由に装飾することができます。
オークションにかける商品の情報を確認できます。
ユーザーの使用画面
価格設定
価格設定と機能は以下のようになっています。
プラン | 価格 | オークションの数 | 特徴 |
---|---|---|---|
FREE | 無料 | 1 | -自動入札, 入札手数料式のオークション, オークション終了時間の設定, 即入札設定, 複数言語可, カートに追加の非表示, 値段の非表示 |
BASIC | $14.90/月 | 100 | - FREEの全機能 + 100オークションまで |
PREMIUM | $24.90/月 | 無制限 | BASICの全機能 + オークション数無制限 |
筆者の意見
こちらのアプリでは無料で1オークションまで開設できます。Shopifyに詳しくない方や、徐々にショップを拡大していきたい方にオススメです。また、複数個オークションを開設したい場合でも相場より少し安い値段で設定できるので、とりあえず始めてみたい方にはオススメです。
開発チームによるチャットでのサポートがあります。
(日本語でのサポートには対応していません。)
2. Auction Pro
こちらも海外製のオークション販売アプリです。
アプリについて
公式サイトの説明文(翻訳)
ストアのオークションを作成して売上を増やします。
このアプリはセットアップと使用が簡単で、数分で e コマース ストアにライブ オークションを開催できます。 さらに、Auction Pro は、商品を販売するための優れた顧客エクスペリエンスを提供することで、ストアを競合他社と差別化する機会を提供します。 アプリには機能と改善が継続的に追加されています。
特徴
オークション画面をブランドに合うようにカスタマイズできます。
オークション編集画面は以下のようになっています。シンプルなデザインで見やすいですね。
サイト利用者は以下のような画面で自分が入札した商品を確認できます。
価格設定
価格設定と機能は以下のようになっています。
プラン | 価格 | オークションの数 | 特徴 |
---|---|---|---|
BASIC | $15/月($150/月) | 100 | 優先顧客対応質問対応, オークション画面のカスタマイズ, 即時入札機能, 複数通貨での販売, 自動入札設定 |
ADVANCED | $25/月($250/月) | 無制限 | BASIC PLANの全機能 + 無制限 |
筆者の意見
オークションの標準的なアプリです。必要な機能は基本的に実装されているようです。
機能もシンプルなものばかりで、設定画面もスッキリしていていいですね。
レビューに対してもしっかり返信しており、メールによるサポートも充実しているようです。
(日本語でのサポートには対応していません。)
3. Product Auction
海外製のオークションアプリです。
アプリについて
公式サイトの説明文(翻訳)
ストアをオンライン オークション サイトに変換します。 無制限のオークションを追加して、より多くの訪問者を引き付けます。
商品オークション アプリを使用してオンライン オークション ストアを開始します。 このアプリには、オンライン オークションを作成し、簡単に管理するのに役立つ多数の機能が付属しています。 製品オークション アプリを使用すると、いくつかの簡単な手順で製品のオークションを行うことができ、これだけでなく、オークションと入札の詳細を簡単に監視することもできます。 シンプルなインターフェースは、きっと使い始めるのに役立ちます。 新しく追加された「ポップコーン入札」(オークションクローズ間際での自動入札設定)機能をお試しください。 オンラインストア2.0に対応しています。
特徴
他の2つのアプリよりもたくさんの機能があります。
設定画面も種類ごとにタブ分けされていて、機能が多い割には使いやすく整理されています。
オークション自体の管理も機能が充実していますね。
価格設定
価格設定と機能は以下のようになっています。
プラン | 価格 | オークションの数 | 特徴 |
---|---|---|---|
BASIC PLAN | $15/月 | 100 | 入札者のバン, 入札額の編集, 参加費の徴収, 代理入札, クローズ間際の入札設定, 入札成功画面の設定, ライブチャットでの質問対応 |
EXECUTIVE PLAN | $30/月 | 無制限 | BASIC PLANの全機能 + オークション数無制限 |
PRO PLAN | $40/月 | 無制限 | EXECUTIVE PLANの全機能 + API |
筆者の意見
BASIC PLANはオークションアプリの相場ですが、クローズ間際の入札や代理入札など機能が豊富です。また、月額$40のPRO PLANであればAPIを使う事もできるので、機能の拡大も可能です。
3つのアプリの中では最も多い機能を有していますね。
設定が多い分、若干プロ向けかなとも思います。価格も上位プランは高額になっていて、それだけのプランを用意しても使う人がいるんだ!という開発者の自信が感じられます。強いていちゃもんをつけるとすれば、デフォルトの標準時がインドになっているところです。インド製のアプリなのでしょうがないですね。言語の壁が解消されるには時間がかかりそうです。
豊富な機能とアイコン付きのわかりやすいUIで、簡単にオークションサイトを構築できます。
最初7日間はトライアル可能なので実際に使ってみると良いですね。
ユーザーマニュアルはこちら
(日本語でのサポートには対応していません。)
終わりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
オークション用のShopifyアプリはそんなに多くない印象でした。
その分それぞれの特徴が出ているので選択に迷うこともなくなると思います。
オークションサイト構築に役立てていただけたら嬉しいです。
はやく、日本向けのアプリ開発されないかなあ、、
参考リンク
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