バンコクに行く飛行機が暇すぎてオセロを作った話
この記事は個人開発アドベントカレンダー6日目の記事です。
まえがき
先日、タイのバンコクに行きました。元々はマレーシアに行こうとしていたのですが、タイ行きの飛行機が安かったのでタイにしました。(往復約60,000円でした)
旅の1日目はワットポーと王宮に行った後、カオサン通りで有名なトムヤムクンを食べました。人生で今までに食べたトムヤムクン(全部で5食くらい)のうち、一番美味しかったです。レモングラスが効いていて大きなエビが入っていておすすめです。大盛りが一杯200バーツ(約800円)だったので、特別安いかというとそうでもありませんでした。
そのあとは、カオサン通りのよくわからないタイ古式マッサージ屋さんでマッサージを受けました。
- 足30分+全身60分
- 足45分+肩・背中・腕45分
の2コースで迷って、足45分は長いだろうと思い、1.のコースにしたのですが、全身60分の内30分は足だったので、結果的に「足60分+上半身30分」でした。こういう場合は2.にすることをお勧めします。
2日目は、バンコクの北側にあるアユタヤに行って、象に乗ったり、遺跡を巡りました。日本に帰ってきてから、象に乗った話をすると、「象にめちゃくちゃチップを求められる」話で盛り上がります。(行ったことがない人は行くとよくわかります。)
アユタヤで食べたガパオライスも人生で一番美味しいガパオライスでした。(ガパオライスは多分20食くらい食べています)
3日目は朝イチで水上マーケットに行って、変なお土産(ムエタイマグカップ)を売りつけられました。
お昼ご飯は、タイの知り合いに会って、カオソーイのお店に連れて行ってもらいました。カオソーイも本当に美味しく、間違いなく人生1でした。(初めてカオソーイを食べたので)
そのあとは、ショッピングモールでお土産を買ったり、ミシュランをとったかき氷を食べたりして飛行機の時間を待ちました。
食べ物の話ばっかりでしたが、安いホテルでも、夜中に到着したのに部屋まで荷物を運んでくれたり、アユタヤまで行ったタクシーの運ちゃんが「帰りも送ってあげるからこの辺いておくわ〜」と言って4時間アユタヤで暇つぶしして待っていてくれたり、人がみんな優しくて大好きな国の一つになりました。
作ったもの
そんなタイ旅行の全旅程の中で唯一つまらなかったのが飛行機の中です。飛行機にはよく途切れる激遅のWi-Fiしかなく、一緒に行った友達とオセロをしようにもアプリをダウンロードすることができませんでした。(私と友達は高校時代からよくオセロをする仲です。)
そこで、私はオセロを作ることにしました。インターネットに繋がらない中、PC内の他のプロジェクトのnode_modulesからreactなどのライブラリをコピーしてnode_modulesを無理やり生成して作業を開始しました。
最初は、「手番のプレイヤーが置けなくなった時にパスしなければいけない」というルールを失念していて、「プレイヤーがマスをクリックしたら置けるかどうか判定する」実装にしていましたが、「置けるところが一つでもあるか」をターンが来るたびに判定する必要があることに気づき、大きな手戻りをしました。
最終的にはオセロを2時間半くらいで完成させることができました。
作ったオセロはこちらです。
どこがオセロか
- 自分の色の碁石で相手の色の碁石を挟んだ時、裏返して自分の碁石にできます。
- 置く場所がない場合、スキップして相手の番になります。
どこがオセロでないか
- 碁石が丸くなく四角です。
あとがき
今回は、劣悪なインターネット環境の中で短時間の開発をした話について書きました。これも新たな個人開発の形ということにしてください。
インターネットに繋がらなくとも、コンピューターが1台と数時間あればそれなりにリッチなUIでオセロで遊べるとはいい時代になったものです。
オセロが完成して、1試合オセロで遊んだ後には疲れて寝てしまいました。やっぱり飛行機の中は寝るのが一番かもしれません。
最後にその1試合のオセロの結果を貼って終わります。お読みいただきありがとうございました。
筆者が黒です
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