【悲報】styled-components がメンテナンスモードになりました。
緊急で投稿しています。
えっ? 本当に?
つい先程ですが、参加してるコミュニティで以下ポストが共有されて衝撃が走りました。。
元の公式記事を読んでみる
実際に、元の記事を読んでみました。
以下、Chat GPT による翻訳:
まず初めに、長年にわたり styled-components に貢献してくださった皆様に感謝申し上げます。オープンソースの維持は困難な作業であり、多くの大きな機能追加やリファクタリングは、皆様のサポートがなければ実現しなかったでしょう。
2025年現在、styled-components プロジェクトは「メンテナンスモード」にあります。これには以下のような理由があります:
1. React コアチームが Context API などの特定の API を事実上非推奨とし、React Server Components(RSC)では利用できず、移行パスも提供されていないこと。
2. エコシステム全体が css-in-js という概念から大きく離れ、tailwind のような他の技術が非常に人気を博していること。
3. 私(quantizor、2018年頃から styled-components のコアメンテナー)は、現在 styled-components を大規模なアプリケーションで本番環境に導入しておらず、実際のプロダクトでの使用状況に関する認識は今後も薄れ、最終的には完全になくなるであろうこと。オープンソースソフトウェアにはさまざまなアプローチがありますが、私はライブラリの API や機能を根本的に変更しないという決定を早い段階で下しました。ライブラリを採用する際、メンテナーがすべてを変更し、大規模な移行負担を引き起こすことは最も厄介なことの一つです。したがって、styled-components は React Context の使用などの API を削除せず、既存のユーザーベースをサポートするために、バグ修正やその他の改善を時折行いながら引き続き利用可能とします。
新しいプロジェクトには、styled-components や他の多くの css-in-js ソリューションの採用はお勧めしません。現在のエコシステムの状況を鑑み、このプロジェクトに対する寄付の受け取りを継続することに対しては、私は快く思っていません。本日付けで既存のサブスクリプションティアを削除し、すべての定期的な寄付をキャンセルしました。私たちは、必要に応じて継続的なメンテナンス作業を資金提供するための小さな資金を持っており、特定の問題に対してはバグ報奨金を発行することもあります。
ご理解いただきありがとうございます。
quantizor および styled-components チーム
要するに
残念ながら、styled-components がメンテナンスモードになったのは本当のようです。。。
- styled-components がメンテナンスモードになったので、今後新規プロダクトでの採用は避けたほうが良さそう
- CSS-in-JS の事実上終焉
- (意見別れるかもしれませんが、公式の発表内容鑑みて、私としてはこのように認識しました)
今後はどうなる?
現状としては、今すぐ使えなくなるということはなさそうですが、アップデートがされない以上、
恐らく、今後は styled-compoents 関連のパッケージ(@emotion/styled など)の運用も難しくなりそうで、別のパッケージに置き換える必要が出てきそうです。
(とりあえず、個人開発では TailwindCSS に移行を検討しています。)
まとめ
styled-components がメンテナンスモードになり、CSS-in-JS も推奨しない宣言が公式から出るとは、思ってもいませんでした。。。
直近の現場でも、styled-components を採用していたので、非常に心配ですが、頑張って移行していくしかなさそうです。。
追記:
今回共有いただいた、ぷーじさんに感謝です。
現場で採用してるケースは結構多いと思っており、一刻も早く広まってほしいとの思いで、記事にさせていただきました。
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