PhpStorm等の初期設定ガイド - Git設定からPHP、GitHub、Dockerまで
今回の記事は、PhpStormとWebStormの初期設定をざっと解説。
主に自分が構築したときにやることメモとして、PC導入直後の設定から記載。
※随時更新予定。
Git
忘れがちなGitの初期設定。
特にGitコミット上の名前とEメールは忘れずに。
GitHubを使用している場合、Eメールはユーザー識別に使用されるので間違えないように。
git config --global user.name "John Doe"
git config --global user.email johndoe@example.com
git config --global color.diff auto
git config --global color.status auto
git config --global color.branch auto
git config --global core.filemode false
git config --global core.autocrlf input
git config --global init.defaultBranch main
使用しているユーザーアカウントに波及させる場合--global
オプションをつける。
オプション無しの場合、現在のリポジトリーに対して設定。
各種設定はお好みで。
上記設定は、個人的になんだかんだで落ち着いた設定。
GitHub
GitHubの Personal access tokens (classic)
を発行し、PhpStormへ設定する。
PhpStormの設定前にデフォルトブラウザーでGitHubへログインしておく。
File | Settings | Version Control | GitHub(WebStorm)
設定画面が出たら generate
ボタンを押せばほぼ設定完了した状態のGitHubの管理画面がブラウザーに表示される。
classicのトークンで発行するに当たって必要な権限は gist, read:org, repo, workflow
。
PHP
PHP環境をローカルに作るといろいろ面倒があるのでDockerで構築。
参考までに私がメンテナンスしているPHP+JS/TSのリポジトリー
Docker
最近のローカル開発環境としては必須のDocker接続を設定。
File | Settings | Build, Execution, Deployment | Docker(WebStorm)
お勧めDocker image
個人的にはBitnami
がメンテナンスしているminideb
というA minimalist Debian-based image
を使用したphp-fpm
イメージがお勧め。
上記のリポジトリーにも採用している。
BitnamiはVERIFIED PUBLISHER
認定済みの安心・安定感ある配布元となっており、配布しているイメージ自体もセキュリティチェックを通しているため安心感もある。
Xdebug
PHPでステップデバッグやプロファイリング等が可能になる必須エクステンション。
pecl等から意地でも入れたい。
先に選んだDockerイメージによってはインストール済みの場合もある。
私がメンテナンスしてるdockerfileに導入済み。
設定方法等は以下参照
PHP Stub
JetBrainsがメンテナンスしているPHPのスタブを導入する。
スタブを導入しておくとPHPの補完がより捗る。
GitHub経由でもいいし、
Composer経由でも良い。
PhpStormのバージョンに追従してアップデートされていく。
Quality Tools
Test Frameworks
Plugin
Keymap
有名なエディターのキーマップはだいたいプラグインとして用意されているのでそれらを使うのが良い。
VSCode向けもあるよ
Editor
Font
エディターには UDEV Gothic 35JPDOC
を使用している。
全体のフォントは UD Digi Kyokasho NP-R
。このフォントはUDデジタル教科書体というもので、Windowsにしか入っていないのだけど視認性がむっちゃ良い。
このフォントはもっと広まってほしいし、みんなこのフォントの素晴らしさに気づいてもらいたい。
ただしUDデジタル教科書体はプログラミングフォントではない。例えば数字のゼロとアルファベットの大文字のオーの識別がぱっと見困難だったりする。
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