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Docker Compose で Gemini CLI を利用する

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Docker Compose で Gemini CLI を利用する

本記事は、こちらの Gemini CLI 用 Docker のドキュメントから抜粋したものです。

はじめに

このガイドでは、Docker を使って Gemini CLI を利用するための基本的な手順を説明します。
この Docker イメージには @google/gemini-cli があらかじめインストールされているため、ローカル環境に Node.js をインストールする必要はありません。
本プロジェクトのすべてのイメージは Docker Hub で入手可能です。

サンプル

プロジェクトのサンプルは、こちらを参照してください。

このサンプルでは、Docker Compose を使って Gemini CLI を実行する方法を示します。

コンテナ環境は以下のように構成されています。

  • ユーザー: node（非 root ユーザー）
  • 作業ディレクトリ: /workspace（プロジェクトをマウントする場所）
  • 公開ポート: なし

1. 事前準備

始める前に、以下が用意されていることを確認してください。

  • Docker：システムにインストールされていること。インストールは Docker 公式サイト から行えます。
  • Google Gemini API キー：Gemini モデルを利用するために必要です。Google AI Studio から取得できます。

2. 初期セットアップ

API キー用の設定ファイルと、ユーザーデータを永続化するディレクトリを準備します。

  • API キーの設定：ホームディレクトリに .env.gemini という名前のファイルを作成し、YOUR_API_KEY_HERE を実際の API キーに置き換えて以下の内容を記載します。

    GEMINI_API_KEY=YOUR_API_KEY_HERE

  • ユーザーデータの永続化：ホームディレクトリに .gemini ディレクトリを作成し、チャット履歴や設定を保存します。

    mkdir -p ~/.gemini

3. docker-compose.yaml の設定

  • docker-compose.yaml

    services:
  gemini-cli:
    # Select the image variant to use
    image: naoyoshinori/gemini-cli:0-node
    # Working directory inside the container
    working_dir: /workspace
    # Synchronize files between host and container
    volumes:
      # Mount host's ~/.gemini for persistent Gemini CLI user data
      - ~/.gemini:/home/node/.gemini:cached
      # Mount the current project directory to /workspace inside the container
      - .:/workspace:cached
    # Load environment variables from .env.gemini in the home directory
    env_file:
      - ~/.env.gemini
    # Keep the container running indefinitely
    command: ["sleep", "infinity"]

4. 実行方法

  1. サービスの起動
    このディレクトリから、以下のコマンドを実行してバックグラウンドでサービスを起動します。

    docker-compose up -d

  2. Gemini CLI の実行
    サービスが起動したら、次のコマンドで Gemini CLI を実行できます。

    docker-compose exec gemini-cli gemini

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