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入門 監視 モダンなモニタリングのためのデザインパターンを読んだ雑メモ・感想

1章 監視のアンチパターン
習慣化した課題をそのままにして、新しい担当者に引き継ぐのはアンチパターン。
アンチパターン1 ツール依存
監視は様々な要因(OS, ハードウェア, プロセスの動作)が絡んでいる。そのため、1ツールですべてを解決できるわけではない。
汎用ツールと専門ツールを組み合わせる必要がある。
ツールの連携性が高くても課題を解決できないのなら、ツール選定は失敗である。
様々な人と話して、監視ツールの使われ方を確認して組織の監視ツールに対するルールを策定する。
コスト面では経理部に確認する。
ツール・手順は仕事のやり方、前提、文化が具体化したもの。
そのため成功した他社のツール・手順をそのまま導入しても自社で成功するわけではない。
ツールを導入する場合は、評価・お試しすることご重要。
監視に対して一目で分かるとは、状態が分かる場所を1つにまとめたいである。
そのため1つの画面に対していっているわけではない。
アンチパターン2 役割としての監視
監視はロールではなく、スキルである。
監視スコープは、システムを作った人じゃないとわからないから。
だから、1人の人間に監視の責任を丸投げしてはいけない。
アンチパターン3 チェックボックス監視
チェックボックス監視とは、「 監視をやってることを確認する監視」である。
このアンチパターンに陥ると、システムの状態を監視者が理解できなくなる。
解決方法
- 正常に動いているかどうかを意識して監視する。
- 高頻度にメトリクスを取得するようにする。
システムは数分・数秒単位で、さまざまなことが起きるから
アンチパターン4 監視を支えにする
システムが壊れたら監視を強化するのではなく、回復性や耐久性を向上させる
アンチパターン5 手動設定
