Zabbixについて
はじめに
監視ツールであるZabbixについてまとめました。
対象者
Zabbixについてざっくりと知りたい人。
概要
Zabbixは、ネットワークやサーバ、アプリケーションなどのパフォーマンスと
可用性を監視するためのエンタープライズクラスのオープンソフトウェアであり、
大規模なITインフラストラクチャーを管理するための一元的なツールを提供する。
主要機能
・データ収集
SNMP、JMX、Windows Agents、Linux Agentsなどを通じてデータを収集する。
自定義のデータ取集方法もサポートしている。
・リアルタイムの監視
ネットワークサービス、サーバの状態、デバイス、その他のITリソースの
監視をリアルタイムで行う。
・柔軟なトリガー
状態の変化や問題が発生したときにアラートを発生させるトリガーを定義できる。
トリガーの閾値は、固定値だけでなく、動的に変化するものもサポートする。
・ビジュアライゼーション
ダッシュボード、グラフ、マップなどを通じて、収集したデータを視覚化する。
・スケーラビリティ
小規模なシステムから数千台以上のデバイスを監視する大規模なシステムまで
幅広いスケールで使用することができる。
主要コンポーネント
・サーバ
Zabbixエージェントから情報を収集する。
全ての構成データ、統計データ、運用データが保存される中央リポジトリ。
・エージェント
Zabbixエージェントは監視対象ホストにインストールされ、収集したデータをZabbixサーバに
報告する。
・プロキシ
Zabbixプロキシは、Zabbixサーバに代わってパフォーマンスと可溶性のデータを収集できる。
・ウェブインターフェース
Webベースのインターフェースが提供される。
通常、サーバを実行しているマシンと同じ物理マシン上で実行される。
Discussion