【CentOS】ホスト名の変更方法とホスト名の確認方法
はじめに
CentOS7におけるホスト名変更方法、ホスト名の確認方法についてまとめました。
対象者
CentOS7におけるホスト名変更方法と、ホスト名の確認方法について知りたい人。
ホスト名の変更
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"hostanamectl"を使用し、永続的にホスト名を変更
※変更が即時反映されます。
hostnamectl set-hostname 新しいホスト名
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/etc/hostnameにホスト名を設定し、永続的にホスト名を変更
※変更を反映するにはシステムを再起動する必要があります。 -
/etc/sysconfig/networkでHOSTNAMEエントリを設定し、永続的にホスト名を変更
※変更を反映するにはnetworkを再起動する必要があります。
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"hostaname"を使用し、一時的にホスト名を変更
hostname 新しいホスト名
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bashシェルノ環境変数を変更し、一時的にホスト名を変更
export HOSTNAME=新しいホスト名
一時的なホスト名変更が有効な場面
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テストやデバッグ目的
一時的なホスト名変更は、新しいホスト名がアプリケーションやサービスにどのような影響を与えるかを確認する際に役立ちます。問題が発生した場合、システムを再起動するだけで元のホスト名に戻るため、リスクが低いです。 -
システムの運用を妨げない変更
一時的なホスト名変更は、システムの再起動を必要とせずにホスト名を変更できるため、運用中のシステムに対しても迅速かつ簡単に実施できます。 -
トラブルシューティング
一時的なホスト名変更は、ネットワークやサーバーの問題を特定する際に役立ちます。
例えば、異なるホスト名を使用して、問題がホスト名に関連しているかどうかを確認できます。
永続的な変更、一時的な変更を改めて整理
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永続的な変更
hostnamectl set-hostname 新しいホスト名
/etc/hostnameファイルにホスト名を設定
/etc/sysconfig/networkにホスト名を設定(CentOS 7 以降は注意が必要) -
一時的な変更
hostname
bashシェルの環境変数を変更
ホスト名の確認方法
hostname
hostnamectl
uname -n
cat /etc/hostname
さいごに
ホスト名の変更方法、ホスト名の確認方法は複数ありますが、
状況によって適切な方法を選択する必要があることが学べました。
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