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Laravel11 scheduleコマンド
この記事は Laravel11にあるArtisanコマンドを全部調べる Advent Calendar 2024 21日目の記事です。
今回はscheduleコマンドについて調べました。
環境
- PHP 8.4.1
- laravel/laravel 11.3.3
- laravel/framework 11.33.2
schedule:clear-cache
スケジュールが作成したキャッシュファイルを削除する。
php artisan schedule:clear-cache
実行するとスケジュールでタスクを実行した時に作成される多重起動を防止するためのキャッシュファイルを削除します。
schedule:interrupt
現在のスケジュールされたタスクを中断する。
php artisan schedule:interrupt
実行すると現在実行中のスケジュールされたタスクを中断できます。
schedule:list
すべてのスケジュールされたタスクの一覧を表示する
php artisan schedule:list
実行するとスケジュールされたタスクの一覧が表示します。
オプション | 説明 |
---|---|
--timezone[=TIMEZONE] |
表示する時刻のタイムゾーンを指定 |
--next |
次に実行するタスクの順にソート |
-
--timezone
を使うと表示する時刻のタイムゾーンを指定できます
未指定の場合はconfig/app.phpのtimezoneの値になります -
--next
を付けると次に実行するタスクの順にソートして表示します
schedule:run
スケジュールされたタスクを実行する。
php artisan schedule:run
実行するとスケジュールしたすべてのタスクの設定を確認し、実行時刻に該当するタスクのみ実行します。
schedule:test
スケジュールされたコマンドを実行する。
php artisan schedule:test
実行するとスケジュールされたタスクを選択できます。
選択すると、タスクを実行します。
オプション | 説明 |
---|---|
--name[=NAME] |
実行するスケジュールされたコマンド名を指定 |
-
--name
を使って実行したいコマンド名を指定できます
php artisan schedule:test --name=optimize:clear
schedule:work
スケジュールワーカを起動する。
php artisan schedule:work
実行するとコマンドを終了するまで1分ごとにschedule:runコマンドを実行します。
このコマンドはローカル環境などでcronの代替として使用します。
オプション | 説明 |
---|---|
--run-output-file[=RUN-OUTPUT-FILE] |
実行結果の出力先ファイルパスを指定 |
-
--run-output-file
を使ってschedule:runコマンドの実行結果の出力先ファイルパスを指定できます
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