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Laravel11 configコマンド

2024/12/06に公開

この記事は Laravel11にあるArtisanコマンドを全部調べる Advent Calendar 2024 6日目の記事です。

今回はconfigコマンドについて調べました。

環境

  • PHP 8.4.1
  • laravel/laravel 11.3.3
  • laravel/framework 11.33.2

config:cache

設定ファイルのキャッシュファイルを作成する。

php artisan config:cache

実行するとすべての設定ファイルを1つにまとめてキャッシュファイル(bootstrap/cache/config.php)を作成します。

Laravel11から設定ファイルはlaravel/framework/config配下にも存在します。
キャッシュファイルはlaravel/framework/config配下の設定ファイルにconfig配下の設定ファイルをマージした状態で作成されます。

詳しくはこちらの記事を読んでみてください。
https://zenn.dev/naopusyu/articles/d7cb654c3f262a

また、このマージを無効化する方法も記事を書いてありますので読んでみてください。
https://zenn.dev/naopusyu/articles/da473a0a7fdcaa

config:clear

キャッシュファイルを削除する。

php artisan config:clear

実行するとconfig:cacheコマンドで作成したキャッシュファイル(bootstrap/cache/config.php)を削除します。

キャッシュファイルが存在している間は設定ファイルを書き換えても反映しないので必ずconfig:clearコマンドを実行する必要があります。

config:publish

設定ファイルを公開する。

php artisan config:publish [<name>]

実行すると公開する設定ファイル(laravel/framework/config配下の設定ファイル)を選択できます。

選択後config配下にコピーされます。

すでにconfig配下に存在する設定ファイルを選択するとエラーになります。

引数 説明
name 設定ファイルの名前を指定
  • nameには設定ファイルの名前を指定すると選択肢を表示せずにコピーします
php artisan config:publish view
オプション 説明
--all すべての設定ファイルを公開
--force すでにファイルが存在しても上書きして公開
  • --allを付けると公開していないすべての設定ファイルをconfig配下にコピーします
  • --forceを付けると設定ファイルが存在していても上書きます

config:show

設定ファイルの内容を表示する。

php artisan config:show <config>

実行すると指定した設定ファイルの内容を表示します。
設定ファイル名は必須です。

引数 説明
config 設定ファイルの名前を指定
  • 設定ファイルの名前以外に項目名まで指定して表示することもできます

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