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Laravel11 configコマンド
この記事は Laravel11にあるArtisanコマンドを全部調べる Advent Calendar 2024 6日目の記事です。
今回はconfigコマンドについて調べました。
環境
- PHP 8.4.1
- laravel/laravel 11.3.3
- laravel/framework 11.33.2
config:cache
設定ファイルのキャッシュファイルを作成する。
php artisan config:cache
実行するとすべての設定ファイルを1つにまとめてキャッシュファイル(bootstrap/cache/config.php)を作成します。
Laravel11から設定ファイルはlaravel/framework/config配下にも存在します。
キャッシュファイルはlaravel/framework/config配下の設定ファイルにconfig配下の設定ファイルをマージした状態で作成されます。
詳しくはこちらの記事を読んでみてください。
また、このマージを無効化する方法も記事を書いてありますので読んでみてください。
config:clear
キャッシュファイルを削除する。
php artisan config:clear
実行するとconfig:cacheコマンドで作成したキャッシュファイル(bootstrap/cache/config.php)を削除します。
キャッシュファイルが存在している間は設定ファイルを書き換えても反映しないので必ずconfig:clearコマンドを実行する必要があります。
config:publish
設定ファイルを公開する。
php artisan config:publish [<name>]
実行すると公開する設定ファイル(laravel/framework/config配下の設定ファイル)を選択できます。
選択後config配下にコピーされます。
すでにconfig配下に存在する設定ファイルを選択するとエラーになります。
引数 | 説明 |
---|---|
name |
設定ファイルの名前を指定 |
-
name
には設定ファイルの名前を指定すると選択肢を表示せずにコピーします
php artisan config:publish view
オプション | 説明 |
---|---|
--all |
すべての設定ファイルを公開 |
--force |
すでにファイルが存在しても上書きして公開 |
-
--all
を付けると公開していないすべての設定ファイルをconfig配下にコピーします -
--force
を付けると設定ファイルが存在していても上書きます
config:show
設定ファイルの内容を表示する。
php artisan config:show <config>
実行すると指定した設定ファイルの内容を表示します。
設定ファイル名は必須です。
引数 | 説明 |
---|---|
config |
設定ファイルの名前を指定 |
- 設定ファイルの名前以外に項目名まで指定して表示することもできます
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