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Laravel11 cacheコマンド
この記事は Laravel11にあるArtisanコマンドを全部調べる Advent Calendar 2024 3日目の記事です。
今回はcacheコマンドについて調べました。
環境
- PHP 8.4.1
- laravel/laravel 11.3.3
- laravel/framework 11.33.2
cache:clear
アプリケーションのキャッシュを削除する。
php artisan cache:clear [<store>]
実行すると使用しているキャッシュストア(databaseなど)のキャッシュとstorage/framework/cacheディレクトリ配下にあるファイルを削除します。
引数 | 説明 |
---|---|
store |
キャッシュストアを指定 |
-
store
にはconfig/cache.phpのstoresに書かれている内容を指定できます- 未指定の場合はデフォルトのdatabaseになります
- サポートしているのは"array", "database", "file", "memcached","redis", "dynamodb", "octane", "null"です
php artisan cache:clear redis
オプション | 説明 |
---|---|
--tags[=TAGS] |
キャッシュタグを指定 |
-
--tags
を付けることでタグを指定で削除もできます- タグが利用できないストアでは指定するとエラーになります
advent-calendar-2024 % php artisan cache:clear database --tags=abc,abc
BadMethodCallException
This cache store does not support tagging.
cache:forget
キャッシュから項目を削除する。
php artisan cache:forget <key> [<store>]
実行すると使用しているキャッシュストアの指定した項目を削除します。
引数 | 説明 |
---|---|
key |
キャッシュのキーを指定 |
store |
キャッシュストアを指定 |
-
key
は削除したいキーを指定します、未指定の場合はエラーになります -
store
にはconfig/cache.phpのstoresに書かれている内容を指定できます- 未指定の場合はデフォルトのdatabaseになります
- サポートしているのは"array", "database", "file", "memcached","redis", "dynamodb", "octane", "null"です
php artisan cache:forget key database
cache:prune-stale-tags
キャッシュから古いキャッシュタグを削除する。
php artisan cache:prune-stale-tags [<store>]
引数 | 説明 |
---|---|
store |
キャッシュストアを指定 |
- config/cache.phpのstoresに書かれている内容を指定できます
- 未指定の場合はデフォルトのdatabaseになります
- サポートしているのは"array", "database", "file", "memcached","redis", "dynamodb", "octane", "null"です
- ただし、このコマンドはRedis限定なので"redis"以外を指定することはなさそうです
php artisan cache:prune-stale-tags redis
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