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Laravel11 routeコマンド

2024/12/20に公開

この記事は Laravel11にあるArtisanコマンドを全部調べる Advent Calendar 2024 20日目の記事です。

今回はrouteコマンドについて調べました。

環境

  • PHP 8.4.1
  • laravel/laravel 11.3.3
  • laravel/framework 11.33.2

route:cache

ルートキャッシュファイルを作成する。

php artisan route:cache

実行するとすべてのルートを1つにまとめてキャッシュファイル(bootstrap/cache/routes-v7.php)を作成します。

ルートキャッシュファイルが存在している間はルートを新規に追加しても反映しないので必ずroute:cacheコマンドを実行してルートキャッシュファイルを再作成が必要になります。

route:clear

ルートキャッシュファイルを削除する。

php artisan route:clear

実行するとroute:cacheコマンドで作成したキャッシュファイル(bootstrap/cache/routes-v7.php)を削除します。

route:list

ルートの一覧を表示する。

php artisan route:list

実行すると登録しているすべてのルートの概要を表示します。

オプション 説明
--json JSON形式で出力
--method[=METHOD] メソッドでフィルタリング
--name[=NAME] 名前でフィルタリング
--domain[=DOMAIN] ドメインでフィルタリング
--path[=PATH] パスパターンに該当するルートのみ表示
--except-path[=EXCEPT-PATH] パスパターンに該当するルートを非表示
-r
--reverse
ルートの並び順を指定
--sort[=SORT] ソートするカラムを指定
--except-vendor 拡張パッケージに定義しているルートを非表示
--only-vendor 拡張パッケージに定義しているルートのみ表示
  • --jsonを付けるとルートの一覧をJSON形式で表示します
  • --methodを使ってメソッドでフィルタリングができます
  • --nameを使ってルート名でフィルタリングができます
  • --domainを使ってドメインでフィルタリングができます
  • --pathを使って指定した値に該当するURLのルートのみ表示できます
    逆に--except-pathを使って指定した値に該当するURLのルートを非表示できます
  • --reverseを付けるとルートの並び順が逆順になります
  • --sortを使って並び替えるカラムを指定できます
    指定できるカラムはドメイン、メソッド、uri、名前、アクション、ミドルウェアです(デフォルトはuri)
  • --except-vendorを付けると拡張パッケージに定義しているルートを非表示にできます
    逆に--only-vendorを付けると拡張パッケージに定義しているルートのみ表示できます
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