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nRF52の開発ボード比較
BLEでの組み込みソフト開発をプロトタイプで行うときにはRaspberryPiとかESP32とかがあるけど、
それ以上に色々なことをやりたいとなると個人ではnordicのICが有力候補になると思います。
nordicだと開発ボードがたくさんあるのでそれぞれ並べて比較してみました。
自分の欲しい開発ボードは2種類あって、
- ソフト開発のための開発ボード
サイズが大きくても良いので、各ピンへのアクセスなどデバッグがしやすいもの - 作ったものに搭載したままでもOKのボード
できるだけサイズが小さく最小限の構成でできており、作ったものに搭載したままにするもの。
最悪そのままでも販売できそうなもの。
(IC単体を購入する方法もあるが、アンテナ設計は行いたくないし、最低限必要なクリスタルなどは開発ボードに搭載しておいてほしい)
ICの選定
まずは開発ボードに搭載されているnordicのICの簡単な比較から、今から買うならnRF52840を買った方がよいと思う。
IC | BT VER | ROM | RAM |
---|---|---|---|
nRF52832 | 5 | 512 KB | 64 KB |
nRF52840 | 5 | 1MB | 256 KB |
nRF52840開発ボード
結果的にはソフト開発の評価ボードとして、一般的には「nRF52840 MDBT50Q 評価ボード」。技適ついてないものでも開発できる環境があれば「NRF52840-DK」。
作ったものに搭載したままにするボードとして、「Adafruit Feather nRF52840 Express」。
名称 | サイズ | 技適取得 | PIN出し |
---|---|---|---|
nRF52840 MDBT50Q 開発用USBドングル | ? | 〇 | × |
nRF52840 MDBT50Q 評価ボード | 10.5 × 15.5 × 2.2 mm | 〇 | 〇 |
Adafruit Feather nRF52840 Express | 51 x 23 x 7.2 mm | 〇 | 〇 |
SparkFun Pro nRF52840 Mini | ? | 〇 | 〇 |
NRF52840-DK | ? | × | 〇 |
NRF52840-DONGLE | ? | × | 〇 |
nRF52832開発ボード
こちらもほぼ同じでソフト開発するときには「nRF52832 MDBT42Q 評価ボード」または「NRF52-DK」。
搭載したままにするときには「Adafruit Feather nRF52 Bluefruit LE」あと、「ISP1507 ピッチ変換基板」。
「ISP1507 ピッチ変換基板」は群を抜いて小さいのでサイズが厳しいときには重宝するかも。
名称 | サイズ | 技適取得 | PIN出し |
---|---|---|---|
ISP1507 ピッチ変換基板 | 8 × 8 × 1 mm | 〇 | 〇 |
Adafruit Feather nRF52 Bluefruit LE | 51 x 23 x 8 mm | 〇 | 〇 |
nRF52832 MDBT42Q 評価ボード | ? | 〇 | 〇 |
NRF52-DK | ? | × | 〇 |
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