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nRF52の開発ボード比較

2022/12/24に公開

BLEでの組み込みソフト開発をプロトタイプで行うときにはRaspberryPiとかESP32とかがあるけど、
それ以上に色々なことをやりたいとなると個人ではnordicのICが有力候補になると思います。

nordicだと開発ボードがたくさんあるのでそれぞれ並べて比較してみました。
自分の欲しい開発ボードは2種類あって、

  • ソフト開発のための開発ボード
    サイズが大きくても良いので、各ピンへのアクセスなどデバッグがしやすいもの
  • 作ったものに搭載したままでもOKのボード
    できるだけサイズが小さく最小限の構成でできており、作ったものに搭載したままにするもの。
    最悪そのままでも販売できそうなもの。
    (IC単体を購入する方法もあるが、アンテナ設計は行いたくないし、最低限必要なクリスタルなどは開発ボードに搭載しておいてほしい)

ICの選定

まずは開発ボードに搭載されているnordicのICの簡単な比較から、今から買うならnRF52840を買った方がよいと思う。

IC BT VER ROM RAM
nRF52832 5 512 KB 64 KB
nRF52840 5 1MB 256 KB

nRF52840開発ボード

結果的にはソフト開発の評価ボードとして、一般的には「nRF52840 MDBT50Q 評価ボード」。技適ついてないものでも開発できる環境があれば「NRF52840-DK」。
作ったものに搭載したままにするボードとして、「Adafruit Feather nRF52840 Express」。

名称 サイズ 技適取得 PIN出し
nRF52840 MDBT50Q 開発用USBドングル ? ×
nRF52840 MDBT50Q 評価ボード 10.5 × 15.5 × 2.2 mm
Adafruit Feather nRF52840 Express 51 x 23 x 7.2 mm
SparkFun Pro nRF52840 Mini ?
NRF52840-DK ? ×
NRF52840-DONGLE ? ×

https://www.switch-science.com/catalog/5531/
https://www.switch-science.com/catalog/5532/
https://www.switch-science.com/catalog/5400/
https://www.switch-science.com/catalog/5508/
https://www.digikey.jp/product-detail/ja/nordic-semiconductor-asa/NRF52-DK/1490-1053-ND/5773879
https://www.digikey.jp/product-detail/ja/nordic-semiconductor-asa/NRF52840-DONGLE/1490-1073-ND/9491124

nRF52832開発ボード

こちらもほぼ同じでソフト開発するときには「nRF52832 MDBT42Q 評価ボード」または「NRF52-DK」。
搭載したままにするときには「Adafruit Feather nRF52 Bluefruit LE」あと、「ISP1507 ピッチ変換基板」。
「ISP1507 ピッチ変換基板」は群を抜いて小さいのでサイズが厳しいときには重宝するかも。

名称 サイズ 技適取得 PIN出し
ISP1507 ピッチ変換基板 8 × 8 × 1 mm
Adafruit Feather nRF52 Bluefruit LE 51 x 23 x 8 mm
nRF52832 MDBT42Q 評価ボード ?
NRF52-DK ? ×

https://www.switch-science.com/catalog/5432/
https://www.switch-science.com/catalog/3277/
https://www.switch-science.com/catalog/5526/
https://www.digikey.jp/product-detail/ja/nordic-semiconductor-asa/NRF52-DK/1490-1053-ND/5773879

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