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【mac】phpbrewで複数のPHPのバージョンの管理する

2021/07/28に公開

あるプロジェクトではphp7.4, あるプロジェクトではphp8.0, あるプロジェクトではphp5.5 ... のように複数のプロジェクトを使いわけたい場合があると思います。

そのときはphpbrewを使うと複数のバージョンを使い分けることができます!

1. phpbrewインストール準備

1-1. 必要なものをインストールする

もともとpcに入っているものがあるかもしれないですが、とりあえずこのコマンドでphpbrewのインストール準備をします。

brew install automake autoconf curl pcre bison re2c mhash libtool icu4c gettext jpeg openssl libxml2 mcrypt gmp libevent

1-2. 一部のパッケージで再リンクする

下記の4つはたまにうまく読み込めないことがあるので、とりあえず再リンクしておきます。

brew link curl --force
brew link icu4c --force
brew link libxml2 --force
brew link openssl --force

2.phpbrewのインストール&設定

ではここからインストール&設定をしていきます。

2-1. phpbrewをインストールする

インストールして、権限を変えて、移動するを一気にやっています。
/usr/local/bin/phpbrewに移動すれば、そのまま phpbrewコマンドが使えるようになります。

curl -L -O https://github.com/phpbrew/phpbrew/raw/master/phpbrew
chmod +x phpbrew
mv phpbrew /usr/local/bin/phpbrew

2-2. phpbrewを初期化して読み込む

まずは初期化します。

phpbrew init

そしてbashが立ち上がったときにphpbrewの設定も読み込むようにします。

~/.bashrc もしくは ~/.zshrcに下記を追記してください。

source $HOME/.phpbrew/bashrc

そしてコマンドで.bashrcを再読込します(.zshrc)

source ~/.bashrc

3. 必要なバージョンのphpをインストールする

僕の場合はphp7.4を使いたかったので、そのバージョンをインストールします。

phpbrew install 7.4.13 +openssl +mysql +pdo

php7.4とmysqlを使えるようにします。僕はlaravelを普段使っているのですが、php artisanコマンドを使うときになぜかopensslがありませんと言われてしまったので、このタイミングでいれています。

xdebugが必要な方はextensionとしてインストールできます。php.iniで読み込む必要はなくこれだけでxdebugが有効になります。

phpbrew ext install xdebug

4. php7.4.13を使う

使用する場合はuseを使って、使用するphpのバージョンを指定します。

phpbrew use php-7.4.13

おわりに

以上でphpの複数のバージョンを使えるようになりました。

いろんなプロジェクトに関わっているといろんなphpのバージョンを使うと思うので便利ですね。

みなさんもぜひ試してみてください。

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