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器用貧乏が見つけたエンジニアのキャリアについて

2022/10/10に公開約3,800字

こんにちは、ふと書き出したいことを記事にしたいことってあるのですが、今回技術記事ではありません。

エンジニアとしてのキャリアを歩む中で気づいたことや気持ちの変化を整理してみましたので、よかったら読んでいただけると嬉しいです。

初めの頃は必死だった

私自身、いろんなキャリアを歩んでいく中で、途中からエンジニアとして仕事をすることになったのですが、やはり初めの頃はいろんな焦りがありました。

特にエンジニア転職をする前の私は、他の若い世代と比べて少し出遅れてエンジニアでの仕事をスタートさせることになりますので、当然のことから人より努力しなければならないという気持ちが強かったです。

だからこそ人より睡眠削ったり、通勤時間も勉強したり、土日の休みの日もできるだけ勉強しました。

そうすれば先をいってる人に少しでも距離を縮め、スキルアップできると思っていたからです。

その結果が半年ちょっとの学習期間で受託関係の会社に転職できたんだと思っています。

技術習得の中で成長するということ

ただし、そのスピードで今後も成長できるかというと、そうではありません。

まさにこの画像のように初期の頃はわからないことが多い中、がむしゃらにやってたら覚えることは多いので、体感として自分が成長しているのを感じやすい状況でした。

しかし、しばらくすると自分が成長できているのかとか、時間に比例しなくなるような感覚を覚えたのです。

(この曲線を見るとその先が成長できるのですが、なかなかそう思えなくなるんですよね...)

本業・副業でもエンジニアで開発をすることで、駆け出す前の勉強のように人より努力しているつもりになっていましたが、それが実際に自分の成長につながっているのかを不安になる時も増えました。

だからと言って専門的分野に特化してやりたいということでもなく、全ての技術をしっかり把握したいという気持ちも強く...。

「このままでいいのか...」ということを考え始めるようになりました。

キャリアを考える転機

ふと悩むことも増えた中、転機として訪れたのが、業務委託の仕事を変えた時でした。

これまで副業をしてきた業務委託の会社をしばらくの期間別の会社でやろうと思い、自分の力でチャレンジをすることになりました。

私の中のチャレンジとは、業務委託の会社との信頼関係を自分の力で作っていくことです。

そしてその中で、自分の限られているスキルで会社に貢献できるかどうかも意味しています。

※これが後の私の転職先になろうとは思いもせず...(この辺は後ほど説明します)

その会社は元々システム開発関係の会社ではなく「商社」です。

商社の中で、利用している社内システムの EC サイトを時代に合わせたリニューアル開発業務として私が初めての業務委託メンバーとして開発に携わせていただきました。

技術顧問として既に開発をバリバリ進められている方が既に JOIN していましたが、何も整備されていなければ、開発体制なんて存在しません。

そんな環境から、自分たちで開発の体制を作っていく感覚にとても楽しみやワクワクしていました。

ただやはり本業ではなく、副業という関わりなのであまり時間を割けることができず、与えられたタスクをこなすぐらいのことしかできていませんでしたが、とても貴重なプロジェクトに関われているんだと実感しました。

そんな中、業務委託の会社の方でエンジニア組織をこれから作っていくという構想から、社員を募集しているというお話を聞き、転職について考え始めたのです。

いろんな迷いからの開き直り

「今の会社も悪くないし、いろんな技術に関わることができるしな...」

しかも、リモートワークでフルフレックスタイム制をとっている会社だったので、なかなかこんな自由な環境はないだろうと思っていました。

ただ、自分がどのようなキャリアを歩むべきなのかとかそういった将来のキャリアプランについて少し悩んでいた時期で、色々自分の中で気持ちを整理する時間を作るようになりました。

この 1 年半ちょっと、自分のスキルアップのため、ひたすら技術のことを勉強し、なんでもできるエンジニアを目指していました。

そんな中、どうしても気持ち的に努力した量と成長が追いついていない感覚を持ち、自分ができない人間だなと思い知らせることも多くなりました。

結果、モチベーション上がらない日々が続いていたのですが、少し開き直りし始めました(笑)。

  • そもそも若い人は吸収力も早いし、将来性もあるし、すごいのは間違いない
  • そして上には上がいて、そこに2倍相当量の努力をして追いつこうと思っているのではないが、距離を縮められる気がしない

だからそのような比較するのが間違っていたことに気づきました..。

自分には自分のできることやキャッチアップの限界があることをしっかり認めないといけないということです。

私は、全てのことができるようになりたいと思った挙句、いつのまにか「器用貧乏」になってしまっていたのです。

何にしてもスキルとしては中途半端。

経歴だけ見たらいろんなことして正直価値があるかどうかはわからない。

そもそも、エンジニアの人生だけで比較や自己評価をするからいけないんだと。

社会人になって、いろんな業種やいろんな規模感で経験してきました。

化粧品・製薬現場の工場で仕事したり。

ベンチャー企業の会社づくりの段階の環境で会社の仕組みを作ったりドキュメントを整備したりするブラック企業で働いたり。

半導体業界の技術開発では世界規模で業界を見て、新しいことに挑戦したり。

全ての職場での経験は私の糧となっていることを気付けていませんでした。

人から言われて気づいたのですが。

  • スケジュール管理
  • ドキュメント整理
  • 資料作成
  • 効率化を求めた仕事のやり方
  • 人とのコミュニケーション(言うべきことはちゃんと言う)

この辺りが自分の中で自然と身についていて、それがエンジニアとしてのキャリアに少し活かせているような気がしました。

器用貧乏でもいい、別にそれが悪いことではない。
確かに技術を極めることも大切だけど、全体を俯瞰してみれる知識も必要。

自分に少し自信を持てた気がします。

そんな中で下記のような記事を見つけました。

https://toyokeizai.net/articles/-/622325

この記事は、自分の現状と当てはまる部分を感じ、自分にしかできないことを探すことが大切だと感じました。

これからについて

2022 年 10 月末をもって今の本職を退社することになり、11 月から副業として関わっていた会社に転職することとなりました。

受託開発から自社開発という開発自体も変われば組織規模も異なり、技術だけではやっていけないことが多くあるはずです。

ただ、この中で自分の輝ける場所が少しでもあれば頑張ってみたいですし、やれることをやってみたいです。

初めの会社では、PHP をメインに開発に従事しており、インフラ周り(クラウド)も携わっていました。

ですので、私の得意軸としてはサーバーサイド側の知識だと思っています(私の個人的主観です w)

次の会社は、特に分け隔てすることなくサーバーサイドやインフラやフロントエンドというように多岐にわたる技術に触れることとなりそうです。

加えてエンジニア組織の構築についてや今のビジネスの課題をどうやって解決すればよいのかも考えなければなりません。

ビジネスの視点が加わり、それに密接に関われるのは自社開発のメリットです。

一方、いろんな技術に関わりたいとか技術を極めていきたいとかの人は、受託開発はかなりおすすめです。

納期が厳しい時もありますが、納期に間に合うように開発するというスキルは鍛えられます。

それが、ゆくゆく自分で見積もりをするという力になっていきます。

※自社開発の方が楽だとか納期が緩いとか世間の意見としてありますが、私は 2 社目のブラック企業は自社開発なのでそういう考えは全くありません(笑)。

今の会社もとてもよい環境で、出戻りしていいのでしたら気持ち変わったらいつでも出戻りするかもしれません。
まぁ、自分の気持ちは予測できないのですが、そう思える会社で仕事できたのはとても恵まれていました。

まとめ

正直ずっと葛藤していました。

できない自分を少しずつでも認めることが大切です。

自分はできない人間だと思っている人。大丈夫です、みんな同じです。

でも、やっぱり人は比較をする生き物です。

あの人はこんなことができる(させてもらえる)のに、なんで自分はできないんだろうと..。

それを考えないというのは心理上不可能な気がしているので、私は違う畑で勝負することにしました。

畑を変えるのはエンジニアを辞めるということではありません(笑)。

「器用貧乏」で何が悪い。

きっと、器用貧乏はマネジメントなどに活かせるはずです。(やったことないですし、絶対そうとは言えませんが)

そんなこんなで、自分のキャリアを振り返って整理してみました。

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