エンジニアは好奇心が大切だと感じる
好奇心からのスタート
表題の通りなのですが、最近エンジニアにとって大切なのは「好奇心」と感じます。
もともと私のエンジニア人生のスタートのきっかけは、新卒で入社した医薬品・医薬部外品を製造する会社に勤めたことです。
製造現場での目標として掲げられているのはいつも「生産効率向上」です。
生産性向上で大切なのは、何人で何個生産するかという生産力を指標に決められていきます。
しかし、昔ながらのやり方が残ったままでいると、なにもかも人の手でやらないといけないことが多く、作業量がとても多いです。そういった状況を設備導入等に投資し、効率を上げていくことになります。
私は、生産業務をしながら生産管理業務もやっていましたので、どのぐらいの生産性が出せているかもチェックする必要があり、その実績入力としてその会社で作成していた生産管理システムを使って入力していきます。
しかし、これがまた使いにくいシステムで、なかなか他の人が簡単に覚えられるようなものではないので、私が習得して他の人に教えるという方法をやっていました。
その時に思いました。
- ここをこうすればもっと使いやすいのに
- ここの値は時間で自動入力してもらえたら楽なのに
- 休憩時間等を省く処理が欲しい
という気持ちがたくさん湧き出てきました。
また、現場では生産設備をプログラムで動かすようにしていましたので、そのプログラムを修正することもありました。
それを自分の力で改善したいと思ってシステムエンジニアを目指しました。
つまり、伝えたいのは「好奇心」からエンジニアに興味を持ったのです。
学生時代の私がエンジニアとして働いているなんて思わなかったのですが、こうして仕事ができるようになったことはとても嬉しいです。
仕事以外の時間をどう使うかはみんな次第
Twitter などの SNS で、意欲あるエンジニア(駆け出し含む)はこんな感じです。
- 仕事終わりに◯◯を勉強しよう
- 仕事で◯◯をすることになったから◯◯を勉強しないと
- インフラのこと知らなすぎるから勉強しないと
それで意欲的にするのは良いのですが、いざ意欲が無くなってしまうと何もしなくなるということが起こり得ます。(実際の私も意欲なくなると何もしなくなります)
ただ、それはそれでいいとして、やはり技術力高いエンジニアの特徴としては、何事も追求する好奇心が高いです。
何事も好奇心が大切
趣味のことで例えることもできます。
自分の好きなことを始めた時に、わからないことが多いから自分で調べるはずです。
そうして新しいことを知ることに幸せを感じ、さらにいろんなことを知りたいとなるわけで。
エンジニアも同じように、仕事で使うからやらないといけないと考えることや成長するには勉強しなければならないという考えは一度捨てても良いのではと考えます。
楽しいと思えればそれでいいのでは
無理して勉強、勉強、勉強と考える人いませんか。
好奇心さえあればエンジニアは日々成長できているはず。
それは仕事に関係あってもなくて良いです。仕事の延長上で興味あるものが出てくる可能性もあります。
その技術を自分の好きな時間で調べ、触ってみることで成長できるはず。
皆さんも好奇心持ってエンジニアの仕事できていますか。
2022 年の終わりが近づいていたので、最近考えることを文章にしてみました。
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