Unity ml-agentsを動かす
はじめに
プロフィールにUnity歴6年と書いておきながら、Unityネタがなかったのでml-agentsを題材に記事を書いてみました。m1 macだとインストールからつまづきましたので、そこまで備忘としてまとめます。最終的にはShqnDさんの記事のおかげで動くようになりました(ありがとうございました😆!)。
ml-agentsとは
ゲームの敵キャラの動きなどをAIでチューニングする仕組みです。
見た目が面白いので、そのうちCoderDojoで使ってみたいと思っています。
インストールした環境
16インチ MacBook Pro 2021にインストールしました。スペックは以下になります。
チップ Apple M1 Max
メモリ 32 GB
macOS 13.0.1
ml-agentsの取得
先ずはml-agentsのソースをGitHubからダウンロードしました。2022/11/23時点でrelease 20が最新なのでそちらをcloneしています。
% cd your/project/root
% git clone --depth 1 --branch release_20 git@github.com:Unity-Technologies/ml-agents.git
% cd ml-agents
Python環境の整備
Pythonの環境は以下の記事にあるようにminiforgeで構築しています。
ml-agents用にml-agents-20
という名前の仮想環境を作成してアクティベートしました。
% conda create -n ml-agents-20 python=3.8 # 公式マニュアルに3.8が推奨とあったので3.8にしました。
% conda activate ml-agents-20
各種パッケージのインストール
公式のインストールマニュアルには書いてないのですが、いくつかPythonのパッケージのインストールが必要です。
以下のパッケージをcondaでインストールしました。
% conda install numpy
% conda install pytorch=1.8.0
% conda install h5py
% conda install grpcio
上記がインストールできれば、後は公式のインストールマニュアル通り、mlagentsをインストールします。
% python -m pip install mlagents==0.30.0
Exampleの動かし方
Exampleを動かすところまで、冒頭のShqnDさんが丁寧に記載していますのでご参照下さい。
おわりに
まとめてみると大したことはやっていないのですが、ShqnDさんの記事に辿り着くまで、なかなかインストールのエラーが解消されず、かなりハマっていました😭。ようやく動くようになりましたので色々遊んで勉強してみます。
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