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Microsoft Syntex を使ってみた

2022/12/14に公開約5,700字

20221221従量課金の設定手順のキャプチャを追加

Microsoft 365 Advent Calendar 2022 12月14日担当の記事です。
https://adventar.org/calendars/7485?fbclid=IwAR1crsugyJT1AiF4C_7KZUqcIq8ZDlrYTEckAWszcSyn9hwJMuaHzFcNrko

Microsoft Syntex に興味があったのですが、いままで触っていなかったので勉強を兼ねて動作させるまでをやってみました。

参考

Microsoft Syntex
https://learn.microsoft.com/en-us/microsoft-365/contentunderstanding/

注意

1回やったらやり直しできなかったりしたこともあり、キャプチャは後から取得したものをツギハギしている箇所があります。

やってみたこと(環境準備編)

以下のドキュメントに従って作業をしていきます。
https://learn.microsoft.com/en-us/microsoft-365/contentunderstanding/set-up-content-understanding

試用ライセンスの付与と割り当て

  • まず、ライセンスを取得します。
    以下のページで、メールアドレスなどを入力し、無料試用版のライセンスを取得します。

https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/enterprise/microsoft-syntex-plan?rtc=1&activetab=pivot%3Aoverviewtab

  • 次に、取得したライセンスを操作するユーザにライセンスを付与します。

対象とする SharePoint サイトの作成

  • それから、実際に解析させるファイルをアップロードする SharePoint サイトを作成します。
    特に制限はありませんので、適当に作成します。

利用する Power Platform カスタム環境の作成

  • それから、AI Builder のクレジットの消費を管理する Power Platform の環境を作成します。
    ※この手順は既定の環境を利用する場合必要ありませんが、既定の環境でなにかやるのが嫌いな人は必須です。
    ※本件では Power Apps per user ライセンスが付与されたユーザで操作していますので環境作成できますが、Microsoft Syntex ライセンスのみを持っているユーザが環境を作成できるのかどうかは不明です。
    以下のように、環境を作成します。

  • 作成できたら、Dynamics 365 アプリから、AI Builder for Project Cortex をインストールします。



  • インストールできたら、クレジットの割当を行います。
    Microsoft Syntex はファイルを処理するごとに、ここで割り当てられた AI Builder のクレジットを消費するようです。

  • 最後に、環境をサンドボックスから運用の状態に変更します。
    ※実運用の状態になっていないと、Microsoft Syntex の設定作業時に環境を選択できません。

Microsoft Syntex の有効化とコンテンツ管理サイトの作成

  • 最後に、管理サイトのセットアップから、Microsoft Syntex の設定を行います。
    ※1回作業したら、最初からやり直せなかったので、完了後にキャプチャをとてちいます。
    ※12/13 時点で私の管理しているテナントでは表示が最新のものでなかったため、以下のキャプチャは古いです。参考にされる場合はお気を付けください。

  • メニューのセットアップから、コンテンツの解釈を自動化するを選択します。

  • 先ほど作成した対象にする SharePoint サイトを選択します。

  • 先ほど作成した対象にするPower Platform カスタム環境を選択します。

  • モデルの作成や管理に使用する、コンテンツセンターとなる SharePoint サイトの名前を入力します。

以上で準備が完了です。

やってみたこと(モデル設定編)

では早速使ってみたいと思います。

モデルの作成とライブラリへの適用

  • まずはモデルを作成します。
    コンテンツセンターにアクセスし、モデルの新規作成を選択します。

  • 以下のメニューから、任意のモデルを選択します。
    本件では、事前構築済みモデルの領収書処理を選択します。

  • 次へを選択します。

  • モデルの名前などを入力し、作成を選択します。
    ※画面上見えていませんが、ほかにもコンテンツタイプを新しく作成するか、既存のコンテンツタイプに紐づけるかが選択できます。

  • 次に、分析するファイルの追加を選択します。

  • 追加を選択します。

  • 分析させたいファイルと同じタイプのファイルをアップロードします。

  • 次へを選択します。

  • 以下のように、アップロードしたファイルから extractor entity (抽出器)という形で、店名や時間などを取得してくれますので、ライブラリのプロパティに取り込みたいものだけチェックし、次へを選択します。
    ※現在、英語のみ対応なので取り込まれる値は少ないように思います。

  • モデルの適用を選択します。

  • 対象となるライブラリを選択します。

  • モデルの設定を選択します。

  • このモデルが利用可能なサイトを選択します。

  • 対象のサイトを選択し保存します。

  • 以下のように、ライブラリにextractor entity (抽出器)としての値が保存される列が作成されていれば完了です。

実行と結果の確認

最後に動作を確認して終わりにします。

適用したライブラリに

以下のようなファイルを

アップロードしてしばらく待つと

列に値が追加される

従量課金の設定(プレビュー) 20221221追記

ちょうど従量課金の設定ができるようになったので、その画面も記録しておきます。
事前に、Azure ポータルでサブスクリプションとリソースグループを作成しておきます。

サブスクリプションの紐づけ

  • 以下の画面から、 Microsoft Syntex でコンテンツ AI を使用するを選択します。

  • 請求の設定(プレビュー)を選択します。

  • サブスクリプション、リソースグループ、地域を入力し、保存します。
    ※過去作ったサブスクリプションを再利用していますので、特に名称に意味はないです。

  • しばらく待つと正常に設定されたと表示されますので、閉じるを選択します。

  • Microsoft Syntex の設定を選択します。

  • 本ページ上部の設定と同じく、コンテンツセンターの設定などを行います。

余談

AI Builder がだいぶ日本語に優しくなってきたので、こちらもどうかな?と思いましたが、まだ英語のみのままでした。
しかし、これだけの手順でファイルアップロードするだけでプロパティ追加してくれるのめっちゃ便利な気がするので、日本語対応が待ち遠しいです。
また、抽出する値を管理されたメタデータ列で管理にしたり、保持ラベルを同時に付与したりいろんなことができそうなので、もっと触ってみたくなりました。

触る前に考えていたことで、画像ファイルをアップロードしたら、画像に移ってる人をタグ付けするようなアルバム的なライブラリを作りたかったのですが、文書以外のモデルは紐づけれないっぽいのでこちらは断念しました。

Discussion

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