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G検定合格までにやったこと

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1. G検定とは

G検定(ジェネラリスト検定)は、人工知能(AI)に関する知識を問う試験です。
僕がG検定に挑戦した理由は、基礎知識の整理と最新動向の把握するため、申し込んでしまえば期限があるので、いやでも勉強するかなあと思ったからです。あと、合格したら会社でインセンティブがもらえたのも大きいです笑
この記事では、試験準備から当日の体験、そして合格に至るまでの道のりを振り返ります。


2. 試験内容詳細

2.1 試験の出題範囲

G検定では、AIの基本概念から応用技術まで幅広い知識が求められます。
主な出題範囲は以下の通りです:

技術分野

  • 人工知能概要:人工知能の定義、議論されている問題、動向
  • 機会学習:教師あり学習、教師なし学習、強化学習、モデルの選択・評価
  • ディープラーニング:ディープラーニング概要、要素技術、応用例
  • AIの社会実装:AIプロジェクトの進め方、データの収集・加工・分析・学習までの流れ
  • 数理・統計基礎知識:数学基礎知識、統計学の基礎知識

法律・倫理分野

  • 法律・契約:個人情報保護法、著作権、特許法、不正競争防止法、独占禁止法、AI開発委託契約・サービス提供契約
  • 倫理・ガバナンス:国内外のガイドライン、プライバシー、公平・透明性、セキュリティ、などAIガバナンスについてやAI技術の社会的影響とその対策
    詳細は公式サイトを参照ください

2.2 試験形式

試験は主に選択式問題で構成され、試験時間は約120分。 オンライン実施(自宅受験)。
費用:一般13,200円(税込)、学生5,500円(税込)
また、問題の難易度は実務経験の有無にかかわらず、基本から応用まで幅広く問われるため、総合的な知識が要求されます。
後述しますが、出題数は160問程度とてんこ盛りで時間に追われます。。。


3. 私が勉強したこと

自分が勉強を開始する前のスキル感として、転職後のデータ分析の研修採用での研修終了直後に受けたので、AI/機械学習の下地はある程度ある状態ではあり、自分は1週間で問題集(巷では黒本と言われているやつ)1冊を1周して受験に挑みました。

3.1 学習計画

自分はギリギリ合格だったので、皆さんには計画的な学習をお勧めします。
ちなみに、合格ラインは70%程度の正答で合格というのがネットでよく言われている合格ラインです。

  1. テキスト・問題集の実施:問題演習だけでも合格できる程度の知識は概ね身につくと思います。自分も問題集での学習だけです。これと決めた1冊を使い倒しましょう。問題集2周できれば結構合格率は高い気がします。

  2. 問題演習:無料で試験対策できるブログやサイトがあるので、これを活用して問題演習すると良いと思います。
    余裕があれば、、、

  3. オンライ教材・動画の活用:YouTubeやUdemy、AI関連のスクールでも対策動画があるので、会社での補助やお金と時間に余裕がある人は検討しても良いかもしれません。

3.2 おすすめの教材と参考サイト


4. 試験当日

4.1 試験前の体験

試験は、自宅受験が可能で試験中に調べても大丈夫なため、デュアルディスプレイで一つは受験画面、もう一つは調べる用にしてブラウザやG検定関連のサイトを開いた状態で挑みました。
ただ、自分の失敗点は調べれば答えがわかるので、1問1問にこだわってしまって、最後の方時間がなく勘で答えていってしまったかつ、最後まで選択することができませんでした。。。
こういったことを避けるためにも、問題演習をして時間配分も管理できるようにすることが大切です!!

4.2 試験戦略

  • 時間配分の徹底:試験当日のネット検索に頼らず、まずは時間を意識して、通しで解き切る。
  • 後から見直す前提で、とにかく選択できなかった問題をなくす:自信のない問題・わからない問題も一旦選択し(見返したい問題はマークできるので、一旦解き切った後に調べながら再度解答を見直す)、ガンガン進んでいき、確実に解ける問題から解く戦略をとることを強く勧めます。途中でつまづいたばかりに確実に解けた問題を逃すと勿体無いです😿

5. 合格後の振り返りと今後の展望

5.1 合格の要因

合格できた理由は、正直研修で勉強したばかりだったのと後は運が正直良かったです。
ただ、問題演習していたのは大きかったと思います。時間がない人はできるとこまででも良いので、問題演習をして少しでも雰囲気掴んでから、試験に挑むと結果も違ってくるかもしれません。
ただ自分としては問題集2周程度やっておくことを勧めたいです(自分はできていないくせに笑)!

5.2 今後の目標

G検定は合格したので、今後は、エンジニアとしての知識をさらに身につけ、スキルの証明としてE資格に挑戦しようと考えています。


6. おわりに

G検定自分の場合対策不十分でギリギリ合格といった感じでした。。。
余裕を持って合格するためにも、本記事がこれからG検定に挑戦する皆さんの学習の参考になれば幸いです。

合格を目指して、頑張りましょう!

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